ワーホリ見習い坊主、実は、日本に帰国しています
カナダでの生活の事もだんだんとぼやけたものになっています
ぼやけたというとなんだかネガティブなイメージですので、カナダの記憶が僕の体に染み込んだと言っておきます
僕は、日記や写真を見返して、具体的にカナダでの思い出を想起せずとも、カナダの記憶は僕に染み込んでいるとわかっています
それの記憶は、ほとんど全部がカナダ人を含む人との出会いです
一応、僕もカナダの主要な観光地はささっと旅行中に立ち寄っているのですが、強烈な印象を残した風景は記録としてよりも僕の記憶として体に刻みついている気がします
人との出会いというのは記録じゃなくて記憶です
正直、出会いの一つ一つを言葉にするのはハードなことです
でも、確実に僕の体の中に宿っている。そういうものです。
もしも僕のカナダ滞在が1週間のパッケージツアーだったら、おそらく記録しか残らなかったんじゃないかと思います
そういう意味で僕はカナダでの2ヶ月弱の旅行をも含めて、日常を生活できたことは本当に貴重な体験だったのだと改めて思っています
さて、帰国してから日本各地を移動する機会が増えています
相変わらず方向音痴な僕は、いろいろな人に道を尋ねたりしないと目的地に到着できません
帰国間もない頃は、日本でのそんな会話に違和感というか、物足りなさのようなものを感じていました
それは日本では道を尋ねるという事務的な行為が、事務的なまま終わってしまうからです
カナダを旅行中のときは鉄道の職員やバスの運転手でさえ、時には職務を越えて接して人間づきあいをしてくれていました
情報が大雑把でいい加減だったり、「ノー・プロブレム!」といいつつも、プロブレム満載だったりするのはご愛嬌です(笑)
トロントでは道を尋ねたことがきっかけで、地元の大学生にミュージアムを案内してもらったり、オタワでは家に招待されてご飯をご馳走になったこともありました
20数年間ずっと違和感なく受け入れていた「日本流」に、ほんの数ヶ月のカナダ滞在で違和感を感じるようになるなんて、僕のカナダでの記憶がいかに強力か想像できますよね?
人によって状況は違います。
今刺激がなくて退屈している人
ハッピーな人
アンハッピーな人
もうすぐ日本に帰る人
移民としてカナダに残る人
将来は別の国にいる人
あなたのカナダでの体験がどんなものであれ、しばらく時間を置いて自分の体に染み込んだ記憶と対話してみてください
かつての自分とはひと味、ふた味、違う自分になっていることを発見するのではないでしょうか
挨拶
今後、一年間、高野山某所にて生活します
高野山での一年間の生活は、カナダでの開放的な生活とは真逆なものになるかと思います
なんせ、外部との接触不可に加えて、個人の自由、主張等みとめられないとの事ですので。。。
まぁ、でもカナダにいようが高野山にいようがどこにいようが、大切なことは同じことです
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