カナダの小学校その1ー日本とカナダの小学校の違いー

留学・ワーホリでカナダにきて、カナダ人と触れるたびに、

なんでこんな考え方ができるんだろう?
どうして、そういう行動になるの?

と不思議に思うことも多いかと思います。

それは、カナダの教育方針が、そういうカナダ人を作ったから、ともいえます。

ということで、カナダ人ができるまで!(笑)の最初の基盤をつくるカナダの小学校について、全5回でお伝えしていきます。

日本とカナダの小学校の違い

カナダの学校で日本と違う点をあげればきりがないんですが、思いつくまま違いをあげてみます
もちろん、カナダの学校全部がそうではなく、学校によって、先生によって異なります
(人によって学校によって違うというのもカナダであったりします)
長女の小学校を例にとってみると、
●カナダの小学校には朝礼もなく、挨拶もなく、いきなり8:40-15:00の学校開始(水曜日だけ13:45終了)
●ランドセルはもちろん、おはじきセットや筆箱などなんの用意もいらない
●入学式も始業式もない・・・だから写真を撮り忘れた!
●一年前、同じ小学校の敷地&同じビルの幼稚園にほとんどの子が通っていたので、半分以上は顔見知り(子供も親も)
●初日、何時に学校に行けばいいのか、誰も知らない
旧クラスメイト(幼稚園の時のクラス)のお母さん5人に聞いたけど、どのお母さんも「○○ちゃんにも聞いたけど、知らないって。9:00でいいんじゃない?」という返答がほとんど
●1週間はクラスが決まらない
1週間目の金曜の午後のようやくクラスメイトと先生の発表
クラスが決まるまでは1日中図書館の先生と、臨時先生2名が生徒の世話をキンダーガーデン(幼稚園)の部屋でする
それも去年、午前・午後と2つに分かれていた2クラス全員一緒
子供達も、総合クラスのため知らない子も知ってる子になるから、金曜日は多少安心?!
●親かナニー(住みこみまたは通いの世話係り)、ベビーシッター、ガーディアン(カナダでの保護責任者)が送り迎え
●送りと迎えの時間8:40と15:00の廊下は井戸端会議でかなりうるさく混んでいる
●小学校前の道は車でいっぱい
早く行ってパーキングスポットを見つけないと、遠くの方に止めなくてはならない
●朝、登校したら15分間、子供達のため、送っていった大人が本を読んであげる
他のクラスを覗いたところ、自分たちで読める年のクラスは、自分たちで本読みをしていた。つまり朝はまずは本読みってこと
●日本のような教室型ではなく、カナダでは丸机や3人机や2人机がランダムに配置
生徒のファーストネームがはってあり、そこが席となる
数週間か月単位で席替えする様子
●時間割がない
●もちろん教科書もない
●教室内に、図書室並に本がある
●ブロックや電車セットなど、木でできたおもちゃもある
ちなみに、ブロック(積み木)は、スケールが違って、4×4(フォーバイフォー)の四角柱あり、30cmの高さの円すい系などもある
さすがカナダ(バンクーバー)、木材輸出国
●宿題(?)として、その子の進捗度に合わせた本を毎日持ち帰る
●絵を書く時間が多い

余談ですが・・・

初日、迎えに行ったら、子供達と先生が体育館から列をなしてやってきた

すれちがったときに、長女が私に声をかけたら、担任すかさずよってきた
そして「私がデボラ(なんと、親相手の自己紹介でもファーストネーム)○○ちゃんの担任です。よろしく。」と握手を求められた
かなりフレンドリー
先生というよりか、友達紹介の印象

今後はカナダの小学校の教室内でのボランティアや教育方針などお伝えしていきます

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カナダの小学校その2ー小学校の教室内でボランティア
カナダの小学校その3ー本読みの大切さ前編
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