カナダの小学校その5ー表彰式からわかる、カナダと日本の教育方針の違いー

カナダと日本の教育方針の違い

 長女を小学校へ送っていくと、先生から「あさって表彰式があって、あなたの娘さんが表彰されることになっている。ぜひ見に来てください」と言われた。

「何の表彰?」と尋ねてみたら、
「いろんな子が表彰されるんだけど、娘さんが何のカテゴリーで表彰されるか今、手元に紙がなくてわからない」とのこと

子供に聞いてみたが、特別な何かをしたわけでもなさそう
『?!%&G*@』気分で当日出かけてみると・・・
体育館に、全校生徒が集まって座っていた

小学校 表彰式 当日レポート

 表彰式の当日、小学校に出向くと、全校生徒と同じくらい、いやそれ以上の数の大人が集合していて驚いた
カメラやビデオを片手に父親や母親が、そして祖父母・親戚総動員で来ているビッグファミリーも少なくなかった
表彰される子の親だけに通達されているだろうに、その大人の数に圧倒された案内のプリントを見ると「アート」「体育」「科学」というわかりやすいカテゴリーから、「リーダーシップ」「就学姿勢」「市民権」などわかりにくいというか、無理やり感たっぷりなカテゴリーもあった

長女が転校した新しい小学校は、キンダーから小学3年生までの小規模な分校
小学校の全校生徒はおそらく150人程度
小さな小学校だからできる企画でもあると感じた
その日表彰されたのは、20名程度

ちなみに長女が表彰されたのは「アート」

 そのサブタイトルにかなり衝撃を受けました!
「長い時間をかけて、イメージを膨らませ素敵な作品を創り出す」と書いてあります
まったくそのとおりで、嘘は書いてありません
長女は人一倍、取りかかるのも、作成するのも時間がかかる
それを時間内にしなくてはいけないからと「早くやりなさい」「遅いっ」と言われることなく
「時間をかけていいんだよ、今のままでいいんだよ。とても素晴らしいアート作品を生み出しているんだから
と優しく見守ってくれている教育姿勢を垣間見ることができ、涙が出るほど嬉しかったのを覚えています

余談とまとめ

式が終わったあと、小学校の副校長に素朴な質問をぶつけてみました
副校長といえども、かなりフレンドリーでお友達感覚で気軽に声をかけられるのも日本とは大違いですが、
このセレモニーは、年3回あると言う
つまり、どの生徒も在校中に1度や2度はなんらかで表彰されるんだろうと言う計算になります
その方針も改めて感心させられたこのセレモニーのいいところは、
1「○○であなたは優れている」と言われることによって自己実現ができる
2 その表彰にウソがないこと(こじつけであってもその子の優れた部分の表彰である)
3 誰もにチャンスがあること
4 どんな子にも何か優れたものがあると、本人・すべての生徒にわからせること
5 親と学校の結びつきをより強くし、ともに歩む姿勢になれること
6 人前(舞台)に立つことを誇りに思い、堂々と表彰されることに慣れることなどが考えられる
日本人は、よく自己表現が下手だと言われる。
それは日本人特有の生まれ持ったものなんだろうか?
逆に例えばこのカナダで生まれた人は、生まれつきその能力を持っているのか?
もちろん人それぞれなので一くくりでは表現できないが、前述の例でもわかるように、
「個を大事にし、1人1人にチャンスを与え、そして自信を持たせていく」という教育方針(家庭内でも)の中で育ったからだと思えて仕方ない
改めて、カナダの小学校教育のすばらしさを実感させられた1日であった
ただし、カナダの小学校の教育方針が100%良いとは言いません
なぜなら・・・
 なんの根拠もなく自信だけはたっぷりのカナダ人ってのもたまに見かけるから(笑)

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