今日のバンクーバーは朝から薄曇りの天気で、気温も低めになっています。最近またアメリカの山火事の影響で空がどんよりしていることが多くなってきました。そして10月に入り日照時間も短くなってきています。夏は夜の10時頃まで外が明るかったですが、現在は8時には真っ暗になります。どんどんこれからは日照時間が短くなり、冬になると夕方6時くらいには真っ暗になってきます。そんな今日この頃ですが、カナダに留学を検討している人には朗報です!
カナダへの留学生に対し条件付きで入国制限を緩和する方針を打ち出しました!
2020年10月2日(金)、カナダ政府は正式にカナダへの留学生に対し、下記の通り入国制限を緩和する方針を発表しています。
Learning institutions whose COVID-19 readiness plans have been approved by their provincial or territorial government will soon be able to welcome more international students back to their schools.
Amended travel restrictions will take effect on October 20, allowing international students to enter Canada if their designated learning institution (DLI) has an approved COVID-19 readiness plan in place. With primary responsibility for education and health care, provincial and territorial governments assess COVID-19 readiness plans that schools are putting in place. As part of their plans, DLIs are expected to provide specifics to their provincial or territorial government on how they will provide information to international students on health and travel requirements before they arrive in Canada, help students with their quarantine plans and provide guidance or assistance in acquiring the necessities of life, such as food and medication, during their quarantine. Readiness plans also need to establish protocols for the health of students in the event there are suspected or confirmed COVID-19 cases at the school.
(日本語意訳)
カナダの州政府、もしくは準州政府によってCOVID-19に対する準備計画が承認された学校などの教育機関は、間もなくより多くの留学生を学校に迎え入れることができるようになります。
今回の入国制限緩和は10月20日(火)に始まり、指定された教育機関(DLI:Designated Learning Institution)にてCOVID-19に対する予防などの準備計画が承認され、そしてその計画が実際に実施されている場合、その教育機関に通う予定の留学生はカナダに入国できるようになります。
現環境においての優先順位を考慮し、教育と健康への全責任を持つと言う観点に基づき、州政府および準州政府は各々の教育機関が制定したCOVID-19への対策などが含まれている準備計画が完全に整った状況の上で、入国制限の改正が行われます。
なお指定された教育機関(DLI)は制定したCOVID- 19への準備計画において、留学を希望する外国籍の学生に関して、カナダに到着する前に健康や渡航の要件に関する事前情報をどのように提供するかを、州政府または準州政府に詳細に報告することが必要となります。
そして、教育機関は渡航を希望する学生にはカナダ渡航後の隔離生活などにおいて必要とされる支援を提供することや、隔離生活中には、食品や医療用医薬品などの生活必需品が入手できるように事前に情報を共有することが前提となります。
また、この準備計画には、COVID-19の感染が疑われた場合においての対策も必ず含まれていないといけません。
The Government of Canada works closely with provinces and territories on the attraction and hosting of international students in Canada and other issues related to international education. Provincial and territorial partners indicated they would like to see a process that allows international students to begin travelling to Canada again, as long as it is done safely and respects health requirements.
Taking a cautious approach, the federal, provincial and territorial governments have worked together in developing that process. The list of DLIs with an approved COVID-19 readiness plan in place will be posted on IRCC’s web page for international students affected by COVID-19 restrictions and updated regularly as provinces and territories identify additional schools.
This change to travel restrictions affects all international students, regardless of where they are travelling from or when their study permit was approved. Travellers should not make any travel plans until they have met all requirements and received all necessary authorizations.
(日本語意訳)
カナダ政府は、カナダ国内への留学生の誘致と受け入れ、および留学生に関連する様々な課題において州や準州と連携を図り進めていく予定で、州および準州にて様々な協力先とともに、なによりもまずは安全と健康を最優先に、留学生がカナダへの渡航が再開できるように慎重に進めていくことを望んでいます。
カナダ政府は、まず連邦政府を始めに、州政府、および準州政府と協力し、この先慎重に留学生の入国制限緩和を実行していきます。
まずは、すでにCOVID-19に対する準備計画が提出・確認、そして承認された指定の学習機関(DLI)のリストをIRCCのWebページに掲載する予定です。また、各々の州や準州は引き続きリストへ追加される学校の認定を進め、定期的にこちらのリストを更新する予定です。
今回の渡航制限緩和の変更は、カナダ留学の出発地や、カナダによる学習許可が承認された時期に関係なく、全留学生が対象となります。ただ、渡航者は全ての要件を満たし、そして必要な全ての許可を得るまでは旅行計画をまだ立てないでください。
The travel of asymptomatic international students who have the appropriate documents to enter Canada and whose DLI is on the list of institutions with approved COVID-19 readiness plans in place will be considered to be non-discretionary and non-optional, unless there is evidence that they are clearly coming to Canada for a discretionary or optional purpose, such as tourism.
With the amended travel restrictions, immediate family members may be able to accompany an international student to Canada if their reason for travel is non-optional or non-discretionary, such as getting established in Canada in support of the principal applicant’s study program. This could include a spouse or common-law partner, a dependant, or in the case of a minor child who will be studying in Canada, a parent or legal guardian.
Like all travellers to Canada, international students and accompanying family members will be subject to all public health measures, including the mandatory 14-day quarantine period upon arrival in Canada.
(日本語意訳)
カナダへ入国するための適切な証明書類を所持しており、受け入れ先となる指定教育機関(DLI)もすでにCOVID-19に対する準備計画が承認済のリスト内にある場合は、留学生はカナダへの入国が可能となります。
ただし、入国の目的が明らかに学習以外のもの(観光など)でカナダに渡航しようとしていることが判明した場合は入国ができません。
今回の入国制限緩和により、入国が許可された留学生の近親者は、あくまでも留学生のカナダでの就学を支援することが目的であり、観光などといった目的ではない場合に限り、留学生と同じくカナダへの渡航が可能となる場合もあります。
ここで指す近親者には、配偶者またはコモンロー関係であるパートナーや扶養家族などが含まれており、カナダで勉強する未成年の留学生においては、その親または法定保護者も含まれます。
カナダへのすべての渡航者と同様に、留学生やまたは留学生に同行する家族も、カナダ到着後に必須とされる14日間の自己隔離の対象となります。
まとめ
上記のように、10月20日から留学生のカナダ入国緩和に関する指針が発表されました。
今後様々な詳細に関しては、随時決定され次第発表されていく予定です。この発表の通り、6ヶ月以内の留学に関しても、観光ビザ(eTA)での入国は許可されるわけではなく、あくまでも学生ビザを取得した、あるいはこれから学生ビザを取得する人に関する方針です。またカナダワーホリビザの抽選や発給は再開されておりません。
またカナダ入国後の14日間の自己隔離に関しても、引き続き義務付けられています。日本に比べるとカナダの入国のプロセスはかなり厳しいとお感じなる方も多いとは思いますが、入国緩和が発表されたことにより留学生にとっては、少し計画が立てやすくなったのではないでしょうか?
まだまだカナダでは、新型コロナウィルスの新規感染者数が増加傾向にあります。学校をはじめとする教育機関も留学生を安全に受け入れる環境を整え、政府からの承認を待っている状況です。1日も早く安心してカナダへ留学ができる日がきてくれることを心から願っています。
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