夏の短期留学生インタビューカナダバンクーバー留学後、ピースボートに乗ったHarukaー

夏にカナダバンクーバーに短期留留学体験をしたHaruka。
ショートステイだったのに長期ステイ顔負け(失礼!)の行動派でした。
カナダ留学の翌年、ピースボートに乗りバンクーバーに寄航したとき、突然カナダワットに寄ってくれました。

多くの日本人が短期留学でバンクーバーに滞在します。
人によって、過ごし方もその後の人生への生かし方も様々。
長期留学顔負けの行動力と悟りを得る人もいれば、日本にいる感覚のまま過ごす人もいるでしょう。

自分の思い次第でどうとでもなる留学。
今回は、カナダへの留学をする前は幼稚園の先生をしていたHaruka。1ヶ月の夏期休暇を使ってカナダ・バンクーバーに短期留学したハルカにカナダ出発前と滞在中についてインタビュー。

カナダに行こうと決めたキッカケと葛藤

カナダに行こうと決めたきっかけは、5年間保育者として勤めてきた自分に葛藤があったから。

幼稚園の先生は、人と人とが向き合う仕事。
だからこそ正解はない。
その時の自分が精一杯できる最善の事をすればいいを信念に仕事をしていました。

4年目になり初めて1つ上の学年を受け持ったとき、子供達の成長に驚いたのと同時に、自分の人としての成長のなさを痛感したんです。

1年目の私は、5年目の自分にはないものを伝えることがでたと思うし、5年目の私は1年目の自分じゃ気付かなかったことを伝えられた。

いつ子供たちが私と出会うのが良いか。

どちらにもプラスがあり、マイナスもある。
しかし「出会う時期は選べない」と。
だからその年のその時の自分が思うことを伝えていくことが最善のことだと思っていた、いや、ムリに思い込ませていたのかもしれません。

いつの間にかそれを理由に、「自分の限界を決め、維持していくだけ」になっているのでは?と気付いたから。

なぜ海外だったのか

お金をもらっている以上、自分はプロ。
保育のプロフェッショナルとは…と考えたとき、「豊かな人間性」が必要だと思ったんです。

今までと全く違う、したことのない経験の中に新しい自分を築き上げていける材料が与えられる気がして日本を出ることを決めたんです。

「日本の中にも行ったことのない所、知らない所があふれているのに、なぜ多くの人は、海外へ行こうとするのか」「日本に来る外国の人に対して何で私たちが英語を話すのか、ここは日本なんだから日本語を話そうよ。」

とかなり偏った考えを持っていたので、海外に1人で外国語を習いに行くというのは、当時の私の考えのまさに正反対のことでした。

初めての1人旅。
だけど、まったく不安なことがなく、自分でも不思議なくらい、心踊り飛び立ちました。
なぜかとゆうと、その時の私は何かあってこそ行く意味があり、どんな苦しいこと辛いことも帰って来たときには、それが自分にとって絶対的にプラスになっている。そのことを確信し、それを求めに行ってたので不安になることが何一つなかったのです。

カナダで得たこと

短い間でしたが、想像以上の出会いと経験を得ることができました。

特に大きかったのは学校。異なる文化の中で育った人達と、毎日同じ空間で学ぶ。
第一に感じたのは、『その人の持ってる空気っていうものは、国は関係なく伝わってくるんだということ。

バンク-バ-での生活中、カナダでの考え方やとらえ方は、触れ合いの中で気付かせてもらうことが多くありました。

ステイ先のファミリーとの関わらせてもらったのですが、それは私にとって大きなものでした。
彼らと関わることで、夫妻が子どもを育てて行く中で第一に挙げているものが、私が今まで出会って来た父母たちとまったく違うことを感じとれたからです。

そのことは、ときに、自分の保育を顧みることにもつながりました。

英語力

もちろん英語は片言(笑)。
だけど、学校では同じレベルだから、相手も片言。

それでも人はつながるんだと言うことを、初めて実感しました。
そして、いつもは「先生」と呼ばれる立場にいた私が、今度は「先生」と呼ぶ側になったのです。
そういった環境の中で、子ども達の気持ちを改めて実感しました。
ほんの数年前まで、私も生徒だったのに。いつの間にか忘れてしまっていたこと、大事にしたいと思ってたことに気づかされました。

誰も知らない、なんにもない、ゼロからだからこそ自分次第。
どれだけ広げて帰って来れるか。勉強だけなら日本でもできる、こっちにいるんだからコミュニケーションをとること=相手を知ること・異文化を知ること・日本を知ること・自分を知る
ことにつながるんだという思いで、積極的に話しかけていきました。

 

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