バンクーバー日系美容室オーナーにインタビュー!美容師資格のあるワーホリの人大歓迎!

今日のバンクーバーは久しぶりに朝から青空が広がり、気持ちの良い天気です。バンクーバーはもう秋真っ盛りの今日この頃です。日本も気温が下がって秋らしい気候になってきたようですね。皆さんは読書の秋、食欲の秋、実りの秋、どんな秋をむかえているのでしょうか?

食欲の秋!と言う方は是非”バンクーバーは実はグルメ天国”と言うブログシリーズを参考にしてみてください。バンクーバーの様々な”食”をご紹介しています。このシリーズはまだまだ続く予定ですので、お楽しみに!

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バンクーバーは実はグルメ天国!〜飲茶(ヤムチャ)編〜

さて今日はバンクーバーの日系美容室のオーナーさんに話を伺う機会がありましたので、その時に伺った内容を少しご紹介したいと思います。

最近の日系美容室事情

私がお店を開けた20年前には、日系の美容室は数える程しかなかったように思います。ここ10年くらいでアジア系・日系美容室は急増しました。特に近頃ではダウンタウン以外の地域にもたくさんのお店ができています。特に中華系の人が住むリッチモンドエリアは、たくさんの美容室があります。また台湾の日本ブームが根強く、台湾系のお店が日本人の美容師をたくさん採用するようになってきました。どこも技術と経験(3−5年)を持った人を歓迎しています。

以前は日本から来たワーホリの美容師さんを「お店にとってのみ良いように使う」いわゆるブラックなところもありましたが、現在ほとんどの日系美容室に関しては、カナダの労働基準法に則り、きちんとした労働環境のもと経営をする動きが見られます。ですので、これからワーホリでバンクーバーに来る美容師の人たちにとっては安心して働けるかと思います。アジア系のお店ではたまに良くない噂を聞くところもあります。働いてみてちょっとおかしい!と思ったらすぐに退職して別のサロンで働くことをお勧めします。技術や経験のある日本人の美容師さんはすぐに次のサロンが見つかる可能性が高いと思います。

もちろん、サロンワークで使う必要最低限の英語ができる方であれば、日系美容室でなくローカルの美容室に勤めることも可能です。完璧な英語を喋らずとも、技術力やセンスを認められてローカルのお店に勤めている方も少なくありません。

雇用形態

Part time/Full timeの2種類。 サロンで働きながら英語の勉強のために語学学校に通っているような場合はパートタイムで週末土日だけ働くのみの方もいますし、サロンとの交渉になるとは思いますが、日本に比べるとかなりフレキシブルに働くことができると思います。

経験年数ってどのくらい必要?

採用する側とすれば、美容学校を卒業したてと言う人よりも、日本の美容室でちゃんといろいろなことを練習し、キャリアを積んだ人の方が良いに越したことはありません。3−5年と募集広告には出しています。カナダは基本的にキャリア重視の社会です。未経験の場合、働けないことはありませんが、チャンスは減ると言って良いと思います。カナダワーホリ中にどうしても美容師として働きたいという場合、日本などで3年以上経験を積んでから渡航した方が、圧倒的にチャンスは広がります。

気になる給料形態

時給/コミッションの2種類 + チップ。

  • 日系美容室では顧客がついていない働き始めの時期は、時給で雇用されるのが一般的です。美容室によっては、バンクーバーに来たばかりで顧客がついていない状態でも「コミッション」で雇用されることもありますが、多くの場合は生活が立ち行かないことが多いです。
  • ある程度顧客がついてくると、時給からコミッション(歩合)に切り替える、または時給とコミッションを比較して給料が良くなる方を採用する美容室も多数あります。
  • カナダでは自分が担当したお客様から通常チップが貰えます。チップは担当したスタイリストに満額入るのが一般的ですが、ワーホリや学生等の若年層をターゲットにした美容室の場合、そもそもチップを支払わない客も多いため、お店自体のターゲットがどのような層なのかを見極めるのも大事です。特にアジア系の顧客が多いところでは、どんなにお客さんの難しいリクエストに応えたとしても、チップは$5位なんだとか。

カナダの美容室での働き方は?

  • うちのお店の場合は、受付はレセプショニストを私が担当していますが、日系美容室だと自分全てを対応することになることが多いです。手の空いている人が電話対応をし、予約を受け付けたり、またシャンプー、カット、カラー、全てを一人のスタイリストが受け持つ事が一般的です。日本のように「シャンプーは練習中の研修生」「カットとカラーは別の人」という事は基本的にはありません。ただしヘルプが必要なときは手の空いている人に頼むことはもちろんできます。
  • どのサロンも基本的に定時閉店なので、夜遅くまで仕事をすることは通常ありません。忙しいシーズンだと、休憩時間が削られることはゼロではありませんが、たまにあります。ただし日本に比べると頻度は少ないですし、お店によって色々周りの人がサポートしてくれる場合もあります。
  • カナダ人男性の場合はハサミではなく、バリカンでの整髪を好む人も多いので、日本に比べると楽かもしれません。日本人のお客様は日本と同じようにしてほしい人が日系美容室を選んでくれるために、日本式に接客することが求められます。カナダの人はヘアスタイリストに“お任せ”と言う場合も多く「プロである あなたに任せる」ということもよくあります。アジア系のお客様の場合は、日本の雑誌を持ち込んで「こんな感じ」という注文をされることもあります。

実際の就職活動はどのようにすれば??

では実際にバンクーバーに来た際に、どのように就職活動をすれば良いのか、具体的に聞いてみました。

仕事探しの流れ

美容師などの就職活動の場合は、求人サイトなどで募集を探すよりも、ネットでサロンを探し、募集の有無に関わらず直接足を運んだ方が確実です。実際にお店に行った方が、お店の雰囲気もわかると思いますし、オーナーやマネージャーがいて、お店の都合がよければその場で面接や実技試験を受けることもできます。

  1. レジュメ(履歴書)の作成
  2. バンクーバー近郊の美容室を一通り調べる
  3. 実際に足を運び、オーナーやマネージャーにコンタクトしてみる

仕事探しする際に気をつけること

  • 「ネットで検索の上位にかかるから」「海外だからとにかく働ければそれでいい」などの理由のみで、そのお店だけに絞り、他のお店と比較せずに決めるのは絶対にやめましょう。最低4店舗くらいは回り、実際の雰囲気をしっかりと覚えて検討しましょう。
  • 店舗が可愛いとか、綺麗なホームページだからと言って、働きやすい職場とは限りません。従業員やお客様、給与形態等、きちんと吟味して選びましょう。特に一緒に働く人には要注意です。スタッフ同士のチームワークの良いお店を選べば間違い無いです!
  • ワーホリの場合、1年間で帰国することが殆どかもしれません。お店によってはワークビザのサポートをしてくれる所もありますが、そのようなお店の甘い言葉に縛られ、辛い思いをする人も中にはいるようです。信頼できる雇用主かどうか、実際に働いてみて、お店の雰囲気に自分はあっているかどうかなど、自分で早め早めに判断することも大事です!

英語力ってどのくらいあれば良いの?

正直私のお店では、英語がペラペラの人ももちろんそれはそれで良いけれど、英語が完全ではなくても笑顔で積極的に何事も取り組んでくれたり、前向きにお客様とコミニュケーションを取ろうとしてくれる人の方が、実際にお客様からの評判もよく、次につながることが多いので、英語力だけが全てではないと思います!その人の人柄が最も重要!とのことでした。なので、英語力が心配で躊躇している人がいるのであれば、是非チャレンジしてみてください!

まとめ

いかがでしたか?実際にバンクーバーでは日系美容室での求人は常にあります。先ほどのオーナーさんの話ではないですが、”英語力が全てではない!”と言うことは、この業界だけではなく、どの業界にも当てはまることだと思います!

英語が完全ではなくても笑顔で積極的に何事も取り組んだり、前向きにお客様とコミニュケーションを取ろうとする姿勢が評価されるのでしょうね。特にカナダでは日本と違い、何事も口にする、行動すると言うことは非常に大事だと思います。日本のように相手を”察する”、それが”美徳”と言う文化ではないからです。

英語力が心配で躊躇している人がいるのであれば、是非チャレンジしてみてください!もちろん最低限の英語力を養うために、そして様々な生活の基盤を築き、情報収集のために2−3ヶ月語学学校に行くこともお勧めします!

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さてカナダワットについても少し説明させてくださいね。

カナダワットは既存の留学エージェント、ワーホリエージェントというよりはサポーターという立場です。

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留学やワーキングホリデーにエージェントが必要なのか?なぜカナダワット?

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