今日のバンクーバーは朝はどんよりと曇り、雨も降っていましたが、昼前から青空が覗く天気となりました。ただ油断しているとすぐに曇り空に逆戻り。まさにバンクーバーの秋から冬にかけての天気です。
日本も暑さは和らいできて、秋らしくなってきたようですね。とはいえ10月は目の前です。今年も残すところあと3ヶ月となりました。早い!本当に月日が経つのは早いですよね〜。あと3ヶ月と捉えるのか、まだ3ヶ月あると捉えるのか。人によって捉え方は変わるとは思いますが、ぜひ前向きに考えて行きたいものです!
さて今日のブログのテーマは、
英語を勉強してもなかなか話せるようにならないんです・・。どうしたらいいですか?
カナダワットに寄せられる多くの質問の一つに、英語を話せるようになるには?と言うものが挙げられます。流暢に話したい!発音をよくしたい!自分の考えをうまく伝えられない!などスピーキングに関する悩みを多くの皆さんが抱えていることと思います。
ただし漠然と”英語を話せるようになりたい!”と言われてもお答えに苦労するのがこの質問なのです。
まずは自分の英語力が初級だと思っている人の場合を考えていきましょう!
英語レベルが初級の人は
英語が全く話せない!単語を並べて話している!とっさに単語しか出てこない!相手の言っていることが分からない!と言う人も多いかと思います。
英語が初級の人たちは、カナダに来る前にまずは事前学習をしっかりしておきましょう!中学校レベルの薄い英語の問題集をしっかり復習しておきましょう!まずは文法の復習をしておくことをお勧めします!そして中学生で習う単語をしっかりと覚えましょう!そしてNHKの英会話のような30分くらいの番組でも良いので英語を聞く練習をしましょう!そしてそこに出てくる会話を覚えるくらい聞いたら同じセリフを繰り返し言ってみましょう!
もちろん最初は覚えたとしても単語しか口に出てこない場合もあるでしょう。でもそこから少しづつ文章で言えるようにしていきましょう。文法の勉強と一緒に進めることで、より正確な英語を話せるようになっていきます。
もしあなたが、文法とか面倒だしサバイバルな英語でも通じるなら別にいいや!と言う人であれば、とにかく口に出して”言う”と言うことをお勧めします!単語の羅列だけでも、全く通じない!と言うことはないからです。これはラテン系(メキシコやブラジル系)の人たちが良くやる方法ですが、彼らはとにかく喋ります!文法的に間違っていようが、単語の羅列であろうが、発音が違っていようがまずは口に出す!とりあえず話してみる!と言う方法です。
カナダに来て語学学校に通い始めると、同じクラスに日本人、韓国人、メキシコ人、ブラジル人など、一緒になることが多いかと思います。日本人、韓国人は文法的によくできるけれどスピーキングが弱い、一方メキシコ人やブラジル人はスピーキングはできるけれど、文法ができない。このような環境でスピーキングの授業を受けると、日本人はどうしても聞き手に回ってしまって、なかなか話すことができないと言うケースも多いです。日本人はどうしても文法を意識するために頭の中で一旦英作文をして話し出そうとするので、どうしても時間がかかってしまいます。その隙をついてメキシコ人たちが一斉に話し始めるので、なかなか会話に入っていけないと言うケースもあります。このような時は、文法はさておき、まずは口に出して言うことから始めましょう!
このような場合は、英語の波で”サーフィン”をしている自分をイメージしてください。
サーフィンにも基本形はありますが、実際に海に出ると必ずしも波の形は同じではなく、風や波を把握してサーフィンの基礎を使いながらどんどん波に乗っていきますよね。それと同じで英語もとりあえず最初は格好よりも波に乗るところから始めてみましょう。実際に波に乗らなければ何も始まらない。スピーキングは口に出さないと何も始まらないのです。
ただこの方法は、きちんと正しい英語に訂正してくれる人が側にいる場合に、実践した方が良いと思います。例えば語学学校に通学中で、先生に訂正してもらえる環境下にある場合などです。なぜなら、この方法は、きちんと訂正を受けない場合だと、英語に変な癖(間違った言い方など)がつく場合があるからです。そして癖になった英語と言うのは自分が無意識に使っている英語と言う事です。無意識なものを意識的に直すことほど、大変なものはないからです。
英語レベルが中上級者の場合は
基本的な文法もしっかりできている!単語もある程度はわかる!話す時も単語ではなく、文章で受け答えができている!でもスピーキングが伸びた気がしない。。と思っている人も多いのではないでしょうか??
それは、あなたの英語にバリエーションがないからです。同じパターン(決まり切った表現)でスピーキングをしていませんか?
例をあげてみましょう。
あなたが友達とアイスクリーム屋さんに行ったとします。20種類くらいのアイスクリームの中に不思議な味のアイスがあったとします。例えばキムチ味のアイスがあったとします。友達に試してみれば?と言うときにあなたは英語でなんと言うでしょうか?ほとんどの日本人の答えは、
“Why don’t you try it?”
と言うと思います。もちろん文法的に正しい言い方です。でもこのような言い方があるのを知っていますか?
“Why don’t you give it a try?”
そしてこの表現の方が、より自然に、そして多くのネィティブの人が使っている表現になります。
このようにあなたの英語にバリエーションが増えていくと、スピーキングに伸び悩んでいると言った印象は消えていくと思います。
英語を生きた状態で操る、「生きた英語を話せるようになる」には、このように表現のバリエーションを増やしていくのも大切な要素の一つです。
生きた英語習得には
もちろん、外国語を学ぶ上で最もいい方法は、まちがいなく英語が使われている国(英語圏)で暮らすことです。そして英語が使われている国の文化に浸り直接それを体験することです。
長い間外国で暮らす人が比較的容易に、”より自然な生きた英語” を身に着けることが出来ているのは当然な事だと思います。
たとえば・・文法どおりではない文や、変わった表現やスラングなどは実際に生活してみないと身につかないですし、理解できないことも多いと思います。そして先ほどバリエーションを増やすと書きましたが、同じものを表現するのに様々な表現方法を持っている事で、微妙なニュアンスの違いなども伝えることができるようになりますし、よりネイティブの人が使うような自然な表現になっていきます。
なので、カナダに留学する事、カナダワーホリを利用してカナダに1年間滞在すると言う意味は非常に大きいものなのです。
そしてスピーキングをする上で重要なことがもう一つあります。
発音よりも重要なことが。。
多くの日本人は発音も強化しないと!とか綺麗な発音で話したい!と思っている人も多いと思います。もちろん発音も蔑ろにはできませんが、カナダは移民で成り立っている国ですし、フランス語もカナダの公用語です。カナダにはいろんな国の訛りを持った人たちが多く生活しています。なので、発音の良い英語よりも、重要なのはコミニュケーションができる通じる英語と言うことになります。
そして日本人の1番の課題は発音よりも、”自分の考えを表現する”事だったりします。日本にいると、自分の意見を言わない習慣がついている人が多いのではないでしょうか?あるいは物事を深く考えることがないとでも言いましょうか。。
カナダで生活をする上で、自分の意見を持つ、そして自分の意見を相手に伝えると言うのは非常に大切な事です。意見のない人は信用されなかったり、退屈な人だと思われたりと、カナダ人と友達になるチャンスを逃している人も多いのです。
拙い英語でもカナダの人は聞く耳をちゃんと持ってくれます。自信を持って自分の意見を相手に伝えましょう!
上記ブログにもその辺りのことが書いてありますので、参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
英語圏(英語が母国語の国)に留学して、あるいは長い期間滞在して上記の事を実行すれば ”英語を生きた言葉として話す力”が必ず自然に身に付くはずです。
自分でも気が付かないうちに英語のスキルがじわじわとつき、口から自然な表現が出てくることに、ある日気が付くと思います。そのような日が来るまでコツコツと自分の英語力を磨いていきましょう!
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さてカナダワットについても少し説明させてくださいね。
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