バンクーバーは実はグルメ天国!〜飲茶(ヤムチャ)編〜

今日のバンクーバーは朝から青空が広がる素晴らしい天気です。気温も最高気温で25度との予想がでています。日本とは違い湿気がないため、ベトベトした暑さではなく、カラッとして過ごしやすい感じです。

もう9月になりました。残念ながらカナダの入国制限は依然として解除されておりません。現段階では9月30日までの入国制限ですが、毎月延長されており年内は入国制限が続くのではないかという専門家の意見も先日の新聞に出ていました。

ですので、現在も引き続き日本から休暇・観光目的でカナダに来ることはできません。また、カナダから日本に一時帰国していたという方も、カナダに戻ってきた際には引き続き14日間の自己隔離措置が行われます。また搭乗手続きの際に空港職員から渡航理由や渡航先などに関してかなり厳しいく細かい質問がなされるようですので、十分に準備をしておいてください。

さて今日のブログのテーマですが、

バンクーバーは実はグルメ天国!〜飲茶編〜

です。バンクーバーと聞いて”グルメ天国”というのはなかなか想像できないのではないでしょうか?カナダは多国籍な人が暮らす国家で、様々な国や地域からの移民によって国が成り立っています。それはアメリカも一緒でしょ?という人も多いと思いますが、料理に関しては決定的な違いがあります!

わかりやすい例を挙げてみますと、アメリカで中華を食べてみてください。妙にこってりとした甘いケチャップを多用したような中華が出てきます。そうアメリカの場合はアメリカ風にアレンジされた中華が出てくることが多いです。

しかしバンクーバーは本場の味で勝負!アジア系の人口の多いバンクーバーだからということもありますが、とてもおいしい中華が楽しめる街です。

そして中華料理の中でも本場香港を凌ぐ美味しさと言われているのが”飲茶”です。バンクーバーで生活をするようになって、飲茶を気軽に楽しむようになりました。飲茶は種類が豊富ですし、大人数で行くといろんな種類の点心を少しづつ楽しめるので、是非大人数で行ってください!

飲茶(ヤムチャ)って何?

英語ではDim Sumと言います。

中国広東省や香港・マカオ中心での習慣で、中国茶を飲みながらお菓子感覚でつまみ食べすることです。日本では飲茶を点心ということも多いようです。

香港や広東省出身の華僑が多い場所であれば世界各国で食べれるはずです。
中国茶は味の濃い飲茶と相性がよいだけでなく、消化促進と食べ物の油分を吸収しにくくしてくれると聞くと食べ過ぎてしまいそうですね。

特にバンクーバーは、香港・台湾・中国本土からの移民が多いこともあって、中華系の料理の質は本場以上とも言われています。
多くの中華料理屋では朝〜昼はヤムチャタイムをしています。(ここで注意!ヤムチャタイムは午前中のみというところが多いです!ランチはランチメニュー、ディナーはディナーメニューに変わるところが多いです。でもたまにランチの時にもシュウマイやエビ餃子や中華ちまきなどの人気の点心メニューは載せてあるところもあります。)

ヤムチャの場合、最初に席に案内されると『何茶?』と聞かれます。
まずはお茶を選びましょう。
多くのお店は無料(免茶)ですが、指定のお茶は有料のこともあるので確認してからオーダーしてください。お茶指定をしないとバンクーバーではジャスミンティーが出てくることが多いです。もちろんジャスミン茶も美味しいですが、折角なら自分の好みのお茶を!

日本人に馴染みがあるのでは、ポウレイ(プアール茶)、ウーロン(烏龍茶)、テックンヤンチャ(鉄観音茶)ですが、私のイチオシはサウメイ(寿眉茶)。料理の味を邪魔しない上品な味わいで、台湾人宅で頂いてから病み付きのお味です。美容にもよいそうですよ。

ヤムチャのウンチクはさておき、実際のヤムチャをご覧ください♪

日本人おなじみの小籠包

オススメ 小籠包をパリッと焼いた食感

 

 

 

 

 

飲茶と言えば定番、焼売

日本でいうと豚まんです

 

 

 

 

 

通常は一皿3〜6個入っているので、たくさんの種類を食べるためにも、できれば大人数で行きたいですね。人数が多いと大きな回転台がついた丸テーブルに案内してもらえるので、ヤムチャ気分がさらに高まるでしょう。『切って』とお願いすると、ハサミで(笑)半分サイズにカットしてくれます。

ちなみに日本人お馴染みの小籠包は元々台湾生まれだからか置いている店はあまりありません。
しかし小籠包を焼いたものは多くの店で出してくれます。底がパリッと焼けていて美味しいですよ。飲茶といえば定番の焼売や海老焼売や豚まんもお忘れなく。

他のオススメ品は?

オススメ 手間左から右回りで、ポークのもち包み焼き、お粥、豆苗

ヤムチャと一言でいってもたくさんの種類があって、人それぞれの好みが違うのでオススメは難しいですが、知っているものを頼みつつ、お店の人にお勧めを聞いてみるのも良いと思います。昔はほとんどのお店でワゴンが回っていましたが、現在はワゴンサービスは行われていません。すべてメニューを見て注文するようになっています。

日本人の口にも合うヤムチャ、オススメ品を3つあげてみます。

豚肉をおもちで包んで揚げた Deep Fried Pork Dumpling

お粥Congee(お粥の卵入りは、鶏ではなくピータンなので驚かないように!)

野菜が欲しければポピュラーなガイラン(Chinese Broccoli)も良いですが、豆の苗であるトウミャオ(Pea Tips)もおすすめです。

どれも病み付きになるお味なので試して欲しいメニューです。

ちょっと上品な味を試したい人には豆腐の海老のせをイチオシします。豆腐と言っても卵豆腐です。柔らかい卵豆腐にプリプリした海老、そこに繊細なとろみあるソースがかかっています。

もし腹持ちするものを食べたいというリクエストがあれば、ドシンと重みのある豚のひき肉・ニラ・海老入りをどうぞ! ちまき(味付けもち米ライス)も結構お腹にきますよ。あとは内臓系やチキンの脚なども人気メニューですが、結構見た目のインパクトも強いので日本人には好き嫌いが分かれるかと思います。

さっぱり上品を求める方には、卵豆腐のエビの乗せ

ドシンと重い豚肉・ニラ・海老入り

 

 

 

 

 

バンクーバーでは定番の中華料理も食べれる?

ヤムチャといえども、中華なんだから定番中華が食べたい! という人もいるでしょう。もちろん定番の中華料理も食べることができます。(麻婆豆腐やチャーハンなど。)ただし日本の中華料理にある、天津飯は不思議なことに見かけたことはありません。あと餃子は皮がもっちりと厚めです。皮の薄い日本の餃子を食べ慣れているとびっくりするかもしれないですね。

もしランチ時間に行って、ヤムチャが食べたい時には、メニューに乗っていなくても、オーダーすれば、バンクーバーのほとんどおお店で対応してくれると思います。ただしすべてというわけではなく、限定的なメニューや品数になるかもしれません。

あと中華料理を食べに行く時は、お腹はかなり空っぽにして出向かないと思う存分食べることができないかもしれませんね。とにかくボリュームがすごいです。日本に帰国していつも思うことは中華料理の量が少ない!ということです。北米の中華料理のイメージは安くて量が多い!とう感じです。

炒飯でその店の味が分かるとも言われますね

飲茶タイムでもオーダーすると点心ものも

 

 

 

 

 

まとめ

このようにバンクーバーではおいしい中華がお腹いっぱい食べることができます。そしてアメリカのようにアメリカナイズされた中華ではなく、本場の味が楽しめます。

このほかにもバンクーバーでは本場のインド料理や、イタリア料理、メキシコ料理、ステーキ、寿司、韓国料理、ギリシャ料理、中東の料理、フードトラックと言われる屋台のようなもの、そして最近続々とできているラーメン専門店など、ありとあらゆる料理が楽しめる街です!

本日は中華(ヤムチャ)を中心にお話ししましたが、その他の料理に関しては次回以降のブログでおいおいご紹介しますね!お楽しみに!


さてここでカナダワットについても少し紹介させてください。

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