あなたは「Raincouver」ということばを聞いたことがありますか?
これはカナダのオフシーズンに関係があることばです。
カナダに限らず海外旅行に行く場合、「オンシーズン」と「オフシーズン」を気にしなければいけません。簡単に言うとオンシーズンは観光にピッタリの季節で、オフシーズンはそれ以外の季節です。
例えばリゾート地のハワイでは5月から10月の夏が乾季のため、とてもカラッとしていて観光におすすめのオンシーズンです。一方で11月から4月は雨季のためスコールのような雨が降り、オフシーズンになります。
それではオンシーズンとオフシーズンがなんなのかわかったところで、カナダ・バンクーバーのオンシーズンとオフシーズンはいつになるのかチェックしてみましょう。
オンシーズンは4月から10月の春から夏
バンクーバーの春から夏はとても穏やかで過ごしやすい気候です。一番暑い夏でも平均最高気温は30度ほどです。また日本の夏のようにジメッとしていないので観光に適しています。
そのことからバンクーバー旅行のメインは春から夏です。
オフシーズンは11月から3月の冬
一方で冬は当たり前ですが気温も下がります。カナダの中では寒くないバンクーバーと言えど、観光をするにはあまりおすすめできません。
また、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむのならばウィスラーなどの山間部がメインです。そういった意味でも冬のバンクーバーはそれほど人気がありません。
やっと本題に入ります。バンクーバーのオフシーズンに関係する「Raincouver」とはなんなのでしょうか。
Raincouver = Rain + Vancouver
そうなんです、「Raincouver」とは「Rain(雨)」と「Vancouver(バンクーバー)」を足したことばです。
なぜ雨がバンクーバーに関係するかというと、オフシーズンに当たる冬にバンクーバーでは雨の日が多いんです。
カナダは寒い国のイメージがありますが、バンクーバーは比較的寒くないんです。冬の平均気温は東京より寒く、札幌より暖かいぐらいの感じです。このようにあまり寒くならないので、雪にならず雨になってしまうんです。
そんなことから雨の日が多いバンクーバーのことを「Raincouver」と言うんです。
なおオンシーズンにあたる春から夏はカラッとしてとても過ごしやすい気候ですよ。
まとめ
冬のバンクーバーは「Raincouver」という雨の街になることがわかりましたね。
いっぱい観光を楽しみたいのであればやはり春から夏がおすすめです。
しかし、雨ばかりの冬のバンクーバーと言っても、雨が上がればこんなきれいな虹を見ることができますよ。