バンクーバーにはRaincouverと呼ばれる雨が多い季節があります。カナダの冬はとても厳しいですが、バンクーバーの冬は比較的温暖です。
よって、冬でも雪にはならず雨が降ることが多いのがバンクーバーです。このように雨が多い気候からRaincouverと言われているんです。
しかし、いくら温暖と言っても冬が寒いのは当たり前です。特別な理由がない限り誰でも寒い時期に観光はしたくないでしょう。
そんなことからバンクーバーの観光のオンシーズンは夏です。そして冬がオフシーズンになります。
「せっかくならオンシーズンに行きたい!!」と思っているあなた。
ちょっと待ってください!!
留学やワーキングホリデーでバンクーバーに行くならオフシーズンに渡航したほうが絶対に良いんです!!
今回はなぜオフシーズンに渡航し、留学やワーキングホリデーをスタートしたほうが良いのか、3つの理由をご紹介します。
1. 日本人が少ない
留学やワーキングホリデーで通う語学学校を「日本人が少ない学校」という条件で探している方が多くいらっしゃいます。せっかく海外にいるんだから日本語を使わない環境にいたいということでしょうか。
確かにその気持ちはわかります。しかし、バンクーバーにおいて日本人がいない学校はほぼありません。これはバンクーバーやカナダに限らず、大きな都市の語学学校だったらどこでも同じです。本当に日本人がいない学校に通いたいのでしたら、ガイドブックにも載っていないような小さい街に行くしかありません。
日本人がいない学校はないのはしょうがないとしても、できる限り少ない環境で過ごしたいですよね。それなら他の日本人と違うスケジュールで渡航すればいいんです。
留学やワーキングホリデーで多いのが「4月スタート」や「夏休みスタート」です。学校を休学したり、仕事を辞めたりして渡航する方は切りの良い4月から滞在をスタートすることが多々あります。また大学の夏休みにあたる7, 8, 9月は短期留学の学生が山ほどバンクーバーへやってきます。
つまり、これらの時期を外したオフシーズンの冬に滞在をスタートすれば、日本人が少ない環境でスタートダッシュを切ることができます。
日本語を使ってしまう一番の要因は不安です。まだバンクーバーに慣れていない時期は意志の疎通ができる日本人といっしょにいるほうが安心できます。
しかし、その時期に日本語が使えない環境に身を置いてしまえば、嫌でも英語を使わざるを得ません。(もちろん学校の日本人カウンセラーなどには日本語で頼ることができますよ)
また、おまけですがオフシーズンからバンクーバーで生活していると、4月や夏に大量に来る日本人に対してちょっと先輩面をすることもできますよ。
2. そもそも長期間滞在するのが前提
留学やワーキングホリデーを計画しているのでしたら、ある程度長期間するのではないでしょうか。
例えば1年間の滞在だとすると、いつスタートを切ろうが1年間滞在するんです。4月に滞在を開始したら、翌年の3月までです。すべての季節を楽しむことができますね。つまりわざわざ人も多いオンシーズンに渡航する必要は全くないんです。
また留学やワーキングホリデーの楽しみのひとつが観光です。もしオフシーズンから語学学校に通っていたとしたら、ちょうど半年ほど過ぎたオンシーズンの夏にはあなたの語学力は上がっているでしょう。
海外での生活にも慣れ、英語を使って現地の人とやりとりができる。そんな状態で観光をしたほうがより楽しくないですか?
3. 航空券の値段がめちゃめちゃ安い
当たり前ですが、航空券の値段は一年中同じではありません。需要がある時期は高く、需要がなければ安くなります。その需要がある時期というのがオンシーズンです。
しかし、長期間滞在するあなたはいつ渡航してもいいんです。限られた予算なのですから、航空券が安い時期に渡航すれば、そのお金を他のことに回せますよ。
では、実際に日本からバンクーバーへの航空券がオンシーズンとオフシーズンでどれぐらい違うのか見てみましょう。(2016年11月20日現在の往復の価格です)
直行便 | 乗り継ぎ便 | |
オンシーズン(8月) | 16万円 | 10万円 |
---|---|---|
オフシーズン(2月) | 10万円 | 8万円 |
一目瞭然ですね。オンシーズンに渡航しようとすると16万円必要だったのに、オフシーズンでは10万円で行けるんです。
6万円も差がありますが、乗るのは同じ飛行機です。だったらわざわざ高い時に行く必要はないですよね?
なお、この航空券の価格は一般的な航空券予約サイトでの検索結果です。航空券の価格は時期によって変わりますが、実はどこの会社から買うのかによっても大きく異なってきます。
この記事を見てバンクーバーへの航空券の購入を考えているのであれば、弊社と提携している旅行代理店(株式会社アフィニティ)での購入がおすすめです。
株式会社アフィニティでは一般公開されていない特別料金での航空券の手配が可能です。この特別料金はカナダワットのサポートを利用していなくても適用されます。(行き先がバンクーバーでなくても大丈夫です)
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まとめ
留学やワーキングホリデーで長期滞在するなら、わざわざ人が多く、航空券が高いオンシーズンからスタートする必要はありません。
オフシーズンにバンクーバーへ渡航し、自分のリズムで生活を開始することでその後の滞在をより充実したものにすることができます。
もし日本の学校や仕事、バンクーバーで入学予定の学校のスケジュールが許すのであればオフシーズンからバンクーバー生活をスタートすることをおすすめします。
そして、何より時間もお金も限りがあります。せっかくバンクーバーに行くんですから、本当に必要なことに時間とお金を使いたいですよね。
そのためにも日本にいる時に念入りにスケジュールを立ててみてくださいね。
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