カナダの地域によって多少時期は変わりますが、6月中旬のイチゴの収穫からはじまり、7月以降はブルーベリーやブラックベリー・ラズベリーの収穫の時期となります。
街のやおやさんでも、BC州のファームから直送の・・・とキャッチコピーの入ったフルーツたちが立ち並びますね。
カナダのファームには、U-Pick(= 〜狩りのこと)の看板が立ち並ぶ
いちご狩り、ブルーべリー狩りなど、日本でも農場へ行って○○狩りをすることもあるでしょう
都会に住んでいる人にとって、○○狩りは、気合いを入れて週末などに日程調整して行くものだと思いますが、自分で気に入ったものをもぎ取って食べ放題という印象でしょうか
カナダでは、ファーム近くに『U-Pick』つまり、You pick(あなたが摘む)の看板がたくさんみられます
お気に入りのファームがあって直行する人、逆にあちこち試してみる人もあります
ファームによって値段が異なるので、ポンドあたりの価格を見比べてから決める人もいるようです
ポンドあたりの価格???
そうです、基本、カナダのU-Pickでは、その場では食べません(原則、食べるのは禁止)が、食べてる人はいます(農薬もそのまま食べてるの気にならないのかな?と思ったりしますが)
気に入ったものを摘んで、持ち帰える仕組みです
だから、ファームの入場料一人いくらではなく、つんだフルーツのポンドあたりの価格を支払う形
つまり持ち帰らなければ無料ですね(そんな人はいませんけど)
驚くのは、これでもか!というほどの量を持ち帰る人が多いこと
そのまま食べるのはもちろん、1年分のジャム作りをするために来ている人も少なくありません
今度スーパーに行ったら、ジャムを作る容器コーナーを覗いてみてください
ケース単位でジャム用瓶が並んでます
フルーツピッキング シミュレーション!
カナダのファームでのフルーツピッキングの重要事項!
家を出る前に準備が必要です
それは持って帰るための容器です
4L入りのアイスクリームの容器や大きめのタッパーを持っていきましょう
(はい、カナダにはアイスクリームの4リットルバケツ売りがあります)
できれば持ち手があった方が、摘んでいる最中、楽ですよ
忘れた場合は、ファームで無料〜$1程度で容器や段ボールをゲットします
ファームの駐車場の近くに人がいるブースや販売所があります
そこでユーピックであることを伝えると『何がいいの?』と聞かれます
多くのファームでは、各種フルーツが摘めるところが多いからです
シーズン中のフルーツで希望するものを伝えると、詳しい場所を教えてくれます
『奥の方まで歩いて右側』とか、『それは一番左の列』とか
大きなファームだと、カートも借りられますよ
持ちながらだと重くなるし、いくつもの容器を持ち歩きながらは大変ですから
いざ出陣!
と言う気分ですが、まずは、容器の軽量をお忘れなく!
なんせ量り売りですから、容器の重さがわからずフルーツを入れてしまうと、計量者の一存で容器分を引いてくれますが、正確ではありません
目的地に到着したら、あとはお好きにピックするだけです
気をつけるマナーとしては、
テープなどで囲いをしてあるところには入らない
持ち帰らないものはとってそのあたりに捨てたりしない
他の人もいるので、気をつける
くらいでしょう
あとは、戻って来た時に計量してもらって、その分の料金を支払えばおしまい
時間のないときや、自分で摘むのが面倒なときは、販売所ですでに摘んである果物たちを買うこともできますよ
もちろん、自分で摘むよりポンドあたりの価格はちょっと高くなります
趣向をこらしたファームでは
U-pickなんだから摘んで帰ればよいとは思いますが、それではなかなか自分のファームを選んでもらいづらいと趣向を凝らしたファームもあります
アイスクリームスタンドと休憩所的なエリアを置いていたり、
週末にバンド演奏やイベント、
ブランチやデザートを食べれるようにしていたり
その中でもかなりの変化球を取り入れているファームでは、
ファームで取れたものでの加工品(ジャム・アイスクリーム・パイ)販売
果物だけでなく野菜も販売
ファームっぽいグッズ販売
スウィーツ店なみの品揃えの各種ベイカリー
食事やワインも飲めるバー併設
お菓子・パイ作りの施設が見れる
ファームならではの生フルーツをふんだんに使ったクレープやワッフル、アイスクリームが食べれる などなど
その中で、特に私のお気に入りの品が、画像でご紹介しているベリーパイ!
正確に言うと、時期によってイチゴだけだったり、イチゴとラズベリー・ブルーベリーだったり、ブラックベリーとラズベリー中心だったり、その年のそのときの収穫によってベリーパイの中身はかわります
画像にあるパイ、作り方は簡単!(作っているところ見れます)
パイ生地の上に、カスタードクリームをドドーンと入れる
テンコ盛りですよ。
その上に、ベリーを見栄えよく乗せる
ジェロ状のソースをかける(見た目と乾燥をさけ多少甘味をつけるため)
箱にいれて、店頭へ
毎年、6末中旬にお店にベリーパイの販売があることを確認してからこのファームに行くのが楽しみです
年によって、1〜3回訪れる常連客からのリポートでした
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