飲茶って何?
広東語でヤムチャ、英語ではDim Sum。
中国広東省の香港・マカオ中心での習慣で、中国茶を飲みながらお菓子感覚でつまみ食べすること。
広東省出身の華僑が多い場所であれば世界各国で食べれるはず。
中国茶は味の濃い飲茶と相性がよいだけでなく、消化促進と食べ物の油分を吸収しにくくしてくれると聞くと食べ過ぎてしまいそうですね。
特にバンクーバーは、香港・台湾・中国本土からの移民が多いこともあって、中華系の料理の質は本場以上とも言われています。
多くの中華料理屋では朝〜昼はヤムチャタイム。
一度は足を運んでみましょう。
最初に席に案内されると『何茶?』と聞かれます。
まずはお茶を選びましょう。
多くのお店は無料(免茶)ですが、指定のお茶は有料のこともあるので確認してからオーダーしてください。
お茶指定をしないとバンクーバーではジャスミンティーが出てくることが多いです。
折角なら自分の好みのお茶を!
日本人に馴染みがあるのでは、ポウレイ(プアール茶)、ウーロン(烏龍茶)、テックンヤンチャ(鉄観音茶)ですが、私のイチオシはサウメイ(寿眉茶)。料理の味を邪魔しない上品な味わいで、台湾人宅で頂いてから病み付きのお味です。美容にもよいそうですよ。
ヤムチャのウンチクはさておき、実際のヤムチャをご覧ください♪
ヤムチャは一皿3〜6個入っているので、たくさんの種類を食べるためにも、できれば大人数で行きたいですね。
人数が多いと大きな回転台がついた丸テーブルに案内してもらえるので、ヤムチャ気分がさらに高まるでしょう。
『切って』とお願いすると、ハサミで(笑)半分サイズにカットしてくれます。
ちなみに日本人お馴染みの小籠包は元々台湾生まれだからか置いている店はあまりありません。
しかし小籠包を焼いたものは多くの店で出してくれます。
底がパリッと焼けていて美味しいですよ。
飲茶といえば定番の焼売や海老焼売や豚まんもお忘れなく。
他のオススメ品は?
ヤムチャと一言でいってもたくさんの種類があって、人それぞれの好みが違うのでオススメは難しいですが、知っているものを頼みつつ、他はワゴンが回っている店なら、見て中身を聞いて興味があればもらって試してみたら良いと思います。
日本人の口にも合うヤムチャ、オススメ品を3つあげてみます。
豚肉をおもちで包んで揚げた Deep Fried Pork Dumpling
お粥Congee(お粥の卵入りは、鶏ではなくピータンなので驚かないように!)
野菜が欲しければポピュラーなガイラン(Chinese Broccoli)も良いですが、豆の苗であるミャオメイ(Pea Tips)
どれも病み付きになるお味なので試して欲しいメニューです。
ちょっと上品な味を試したい人には豆腐の海老のせをイチオシします。
豆腐と言っても卵豆腐です。
柔らかい卵豆腐にプリプリした海老、そこに繊細なとろみあるソースがかかっています。
どの品も、お菓子感覚で腹持ちするものを食べたいというリクエストがあれば、ドシンと重みのある豚のひき肉・ニラ・海老入りをどうぞ! ちまき(味付けもち米ライス)も結構お腹にきますよ。
バンクーバーでは定番の中華料理も食べれる?
ヤムチャといえども、中華なんだから定番中華が食べたい! という人もいるでしょう。
通常は、昼のメニューでは出していませんが、オーダーすれば、バンクーバーのほとんどおお店で対応してくれますよ。
ただ、ヤムチャと点心(中華料理)、お腹はかなり空っぽにして出向かないと思う存分食べることができないかもしれませんね。
ヤムチャごはんの締めは、スウィーツ。
かなりの種類があり、オススメが多いので飲茶スウィーツは次の機会に譲りたいと思います。
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