今日は快晴のバンクーバーです。最近は晴れたり、雨が降ったり、寒かったり、暑かったりとめまぐるしい天気の変化で、体調を崩す人も多く、またしても風邪を引いた!という人も見受けられました。今日の気温は20度。ただ風があるので過ごしやすい一日です。皆さんの街はいかがでしょうか?
さて今日のテーマは” Meetup” です。
“Meet UP” ってなに?
いまや日本でも行われていると聞きましたが、例えば、日本語を学びたい!とか日本文化をもっとよく知りたい!日本人の友達が欲しい!などという外国人と、”英語を学びたい!とかカナダの文化をもっとよく知りたい!カナダ人の友達が欲しい!などという人と出会えるイベントです。
定期的に開催されているグループと、不定期で人数を募ってイベント形式で行っているものとあります。
カナダワットのメンバーの人も、イベントに参加したことがありますので感想を聞いてみると、真面目に日本語や、文化を習いたいと思っている人と、遊び半分というか、たぶん日本人女性目的の人と、半分半分くらいだったそうです。(あくめでも印象ですよ。。)
日本語や日本文化に興味があるカナダ人たちですので、日本に関する質問も結構マニアックなこともあったそうです。日本に対する意見も真剣に聞かれることが多いので、自分の意見をしっかりと持っていないと結構会話がすぐに終わってしまうということもあったそうです。ミートアップ慣れしていない人との会話も、すぐに終わることが多く、どんな人とペアになるかでも印象がかなり変わってくるという意見もありました。また少人数のグループの場合は、既に知り合っている仲の良い人たち同士の交流がほとんどになってしまっている印象ですが、一度話があうと濃い話ができるという利点もあるとのことです。
Meetup の良いところ、悪いところ
前のところでも少し書きましたが、良いところ、悪いところを少しまとめてみたいと思います。
語学学校に数ヶ月通学したけれども、その後は日本食レストランなどに就職をして、気がついたら今日一日、英語を使っていない。。とか、レストランでオーダーを取ったリする、決まりきった言い方は出来るけれども、何か違うことを聞かれるとパニックになる。。といった人も案外多いものです。実践的な英語力を身につけるには、語学学校の授業だけではやはり限界があり、実際のコミュニケーションを通じて英語力を上げることが不可欠ですが、現地で日本人と一緒にいる方が居心地が良いと感じてしまい、英語を使ってコミュニケーションするための新たな人脈を広げようと努めない人も少なくありません。また、結局カナダ人との接点というか出会いがないというのも事実です。
そんなときに、このような”Meetup” の機会を使い、新たな人脈を広げるのは、良いことだと思います。日本人同士で多くの時間を過ごしてしまっていることの代表的な理由の一つに、「自分の英語力が足りないと思ってしまい、日本人以外と英語でコミュニケーションをとることに精神的な抵抗感を抱いてしまっている」ということが挙げられます。
いつまでも、英語力が足りないと思っていると、英語を使ってコミュニケーションをとることに抵抗感が生まれるもの。抵抗感が生まれると、人は自然とそこから距離を置きたくなることでしょう。自分にとって居心地の良い環境のことを「コンフォートゾーン(Comfort Zone)」とよく呼びますが、人はこのコンフォートゾーンから出なければ、自分に精神的負荷をかけられず、結果的に新しい体験や、それによる語学力・感性の成長は見込めないと言われています。
確かに初めは精神的に辛いと感じるかもしれませんが、本当に英語力を伸ばしたければ、自らこのコンフォートゾーンを抜け出す(=英語でのコミュニケーションをする)必要があり、そのためにはその機会そのものを増やす必要があると言えるのではないでしょうか。
ただ一点、もちろんそこで出会う人たちは基本的には初対面となるため、すぐに相手を信用してトラブルに巻き込まれるということがないよう、出会った人との付き合い方には注意しましょう。これは、国内外問わず、日本でも同じことですね。残念なことに、何年か前にバンクーバー留学生が、このようなミートアップで知り合いになったカナダ人に殺されてしまうというケースも実際に起きています。イベントに参加したカナダワットの女性メンバーも、カナダ人の半分くらいは、日本人女性目的だったかもという感じがしたといっていました。自分の身は自分で守る!常にそのあたりの危機管理を頭に置きながら、新たな友達を増やしていきましょう。
まとめ
実践的な英語を身につけるには、やはり英語を使って会話をする機会を増やしていく必要があります。Meetup を使えば、自分と趣味、関心を共有する人と簡単に出会うことができるため、自ずと英語を使って会話をする機会は増えていくことでしょう。ただし、日本人女性目的という人もなかにはいるという残念な事実もあります。自分の身は自分で守る!常にそのあたりの危機管理を頭に置くことも大事です!
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