カナダで留学生は、一定条件を満たせばアルバイトができるんです!

今日のバンクーバーは昨日の雨の1日とはうって変わって、朝は晴れでしたが午後からは曇りの1日となりました。

先日追加発表になりました新たなカナダの入国規制ですが、カナダ到着空港でのPCR検査とその後の3日間の政府より指定されたホテルでの滞在が義務付けられています。そのホテルの情報が明らかになりました。2021年2月19日現在の情報になります。まだリストは未完成で、今後ホテルが追加されていくことが予想されます。

下記ホテルへの予約方法ですが、現在のところ電話での予約のみを受け付けている模様です。

Book your hotel

Hotel stopover bookings are managed by American Express Global Business Travel and available by phone only. To book your mandatory 3-night hotel stopover, call 1-800-294-8253.

上記の電話番号に電話をして予約してください。またその際に下記の情報を伝えてください。

You’ll be able to choose from the listed hotel locations and be required to provide:

  • traveller name(s) (旅行者の氏名)
  • date(s) of birth  (生年月日)
  • arrival city and date (到着する都市と到着日)
  • payment information (支払いの情報・クレジットカード番号など)
  • special requests and accessibility concerns(特別な対応を望む場合はその旨を伝える)
  • pet information (ペットの情報)

List of government-authorized hotels

The list of hotels is incomplete and will be finalized in the coming days.

Alberta: Calgary International Airport (YYC)

  • Acclaim Hotel
  • Marriot Calgary Airport

British Columbia: Vancouver International Airport (YVR)

  • Westin Wall Centre Vancouver Airport

Ontario: Toronto Pearson Airport (YYZ)

  • Alt Hotel Pearson Airport
  • Four Points by Sheraton and Element Toronto Airport
  • Holiday Inn Toronto International Airport
  • Sheraton Gateway Hotel in Toronto International Airport

Quebec: Montréal-Pierre Elliott Trudeau International Airport (YUL)

  • Aloft Montreal Airport
  • Crowne Plaza Montreal Airport
  • Holiday Inn Express and Suites Montreal Airport
  • Montreal Airport Marriott In-Terminal

https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection/latest-travel-health-advice/mandatory-hotel-stay-air-travellers.html

上記リンクに詳しい情報並びに今後の更新情報もアップされるかと思います。

さて今日のブログのテーマは、

カナダで留学生は、一定条件を満たせばアルバイトができるんです!

カナダへの留学を考えているあなたは、学校に通う以外にアルバイトなどの仕事ができるかを気になっているのではないでしょうか。バンクーバーで留学生へのサポートをしているカナダワットにもそのような相談をする留学希望の方がいらっしゃいます。

そこで今回は「学生ビザでカナダに入国している人が仕事をすることができるのか」を徹底的に解説します。(以下の情報は2021年2月19日現在のものです。必ず最新情報をチェックしましょう。)

そもそも「学生ビザ」ってなんだ

通常カナダでは学生ビザの取得しなくても「eTA」という渡航のための認証を受ければ学校に通うことができます。しかしeTAでカナダに滞在できる期間は最大6ヶ月間と決まっています。
つまり6ヶ月を超えて学校に通いたい場合には学生ビザの発給を受けている必要があります

(2021年2月19日現在、まだ観光での渡航は認められていないので、eTAを利用した渡航での留学は残念ながら認められていません。あくまでも平常時の場合の説明だとご理解ください。)

例えば専門学校や大学など長期間の就学を予定しているなら、学生ビザを持っていないと就学期間中カナダに滞在し学校に通うことはできません。(なお通常では通学期間にプラスしてある程度の期間の滞在ができる滞在許可が出ます。ただしビザの審査官の判断で期間が決められるため、どのくらい余分がもらえるかは人によって異なります。)

カナダに長期間留学したいと思ったら学生ビザが必要だということがわかりました。
次はその学生ビザで仕事ができるのかどうかが気になりますよね。

条件を満たせば学生ビザで仕事(就労)ができる

カナダで6ヶ月を超える期間学校に通いたい場合には学生ビザの取得が必要です。そんな6ヶ月を超えてカナダで勉強をする留学生は、実は一定条件を満たせばアルバイトができるんです。それはオフキャンパス就労(Work off campus)という制度のおかげです。
それでは気になる学生ビザの留学生でもアルバイトができる条件をご紹介します。

1. 有効な学生ビザを保有している

そもそも学生ビザを持っていることが前提になっている制度です。ですのでこの制度を利用するには学生ビザを申請して取得する必要があります。

2. フルタイムの学生である

「フルタイムの学生」と言っていますが、実は週に何時間授業を受けていなければいけないというものは決まっていません
学校が発行した入学許可証にフルタイムという記載があれば、あなたはフルタイムの留学生です

3. 政府認定の学校に通っている

このオフキャンパス就労という制度は、どんな学校に通っていても使えるものではありません。学生ビザのみを持つ留学生が働きたいのであれば、カナダ政府が認定した学校に通う留学生でなくてはいけません
どこの学校が認定されているのかは移民局のサイトで確認してみてください。
Designated learning institutions list | Government of Canada, Citizenship and Immigration Canada

4. 最低6ヶ月間のコースに通学する

3番にある政府認定の学校のフルタイムのコースに通っていてもオフキャンパス就労の条件に当てはまらない場合があります。それは通っているコースが6ヶ月未満の場合です。オフキャンパス就労を利用して留学したい場合には6ヶ月以上のコースに通学するように注意しましょう。

自分がオフキャンパス就労を利用できるかチェックしてみよう

この記事を読んでいるあなたは恐らくカナダに留学したいと考えて準備を進めているのではないでしょうか。現在考えている留学の計画で仕事ができるのか、移民局のサイトでセルフチェックしてみましょう。

自分はオフキャンパス制度を使って学生ビザでも働けそうだというあなた。実際にどんな働き方ができるのか知っておきましょう。

就学期間は週20時間、夏休み&クリスマス休暇中は週40時間働ける

このオフキャンパス就労はあくまでも学生が補助的に働くことができる制度です。あくまでも留学生は勉強することが一番です。
よって就学期間(授業があるあいだ)は週に20時間までしか働くことができません。放課後や週末を利用してアルバイトを20時間までならすることができます。しかし、そうは言っても授業の予習や復習、課題などでそれほど時間が取れないというのも事実ですが…。
一方で夏休みやクリスマス休暇など授業がない期間は週に40時間、フルタイムで働くことができます。この休暇中にガッツリ働いて稼ぐことができますね。

【注意!】語学学校の学生は対象外です

学生ビザで入国して仕事をすることができるのがオフキャンパス就労制度です。この制度では政府認定の学校に通っている必要があります。ただし、ここで注意が必要です!

実はその政府認定の学校に記載されていても、専門学校や短大、もしくは大学に通学しなければ、このオフキャンパスの制度は適応できません!つまり、残念ながら語学学校に6ヶ月を超えて通うために学生ビザを取っても、カナダで仕事をすることはできません

もし「語学学校に通いながら仕事をしたい」という場合にはワーキングホリデービザを取得することになります。

ただ現在のところ2021年度のワーキングホリデーの詳細は発表になっていません。またカナダの短大や大学に行くほど英語に自信がないという人は、Co-op ビザがお勧めです。

Co-op ビザとは?

専門学校のプログラムの中には、プログラムの一貫として就労経験が必須となっているものがあります。つまり、勉強した内容をさらに実践的にさせるために実務を経験する、というコンセプトです。このようなプログラムは、インターンシップ・プログラムCo-opプログラムと呼ばれ、海外で就労経験が積めるのでとても人気があります。

これらのプログラムを受けるには、「就学」と「就労」の両方のビザが必要です。またCo-op期間であっても就労ビザだけでは仕事は出来ません、必ず学生ビザもセットで必要です

Co-opビザを取得すると、Work Permitの雇用主名の欄に学校名が表記されます。つまり本当に企業に雇用される訳ではなく、学校の管理下で、就労経験というプログラムの一部を受けるという理解になります。

Co-opとインターンシップの違い

ビザ手続きの観点からは、インターンシップもCo-opプログラムも特に違いはありません。どちらも、あくまで専門学校が作ったカリキュラムに基づいて就労経験が出来る、というものです。

一般的には、インターンシップは無給の「実習」という位置づけがほとんどで、期間も一ヵ月など短期でプログラムが組まれています。(厳密にいうとPracticumという位置づけとなり、コース全体の20%が上限だそうです)その代わり、学校は責任をもってインターン先を手配する場合がほとんどです。

一方Co-opは、法律の最長期間である、コース全体の50%まで組まれているケースが多いです。例えば12ヵ月の専門コースであれば、6ヵ月が授業、6ヵ月がCo-op(就労)という比率です。ただし就労先の手配は、必ずしも学校が責任を持つとは限らず、サポートをする程度・・という場合もあります。

メリット、デメリット

まずメリットとしては、しっかりと就学・就労ができるプログラムであるということです。先ほども書きましたが、12ヵ月の専門コースであれば、6ヵ月が授業、6ヵ月がCo-op(就労)という比率です。ですので、座学の授業でしっかりと知識を習い、その知識を残りの6ヶ月のCoーop期間中に実践を積むことができます。高い目的意識をもって留学生活を送ることができるので、その後の就職やキャリアチェンジにも役立てることができます。

2番目のメリットは年齢制限がないことです。ワーキングホリデービザは30歳までの方にしか発給されませんが、Coーopビザには年齢制限がありません。学生さんから社会人の方まで幅広い方にお勧めです。

デメリットという表現が正しくはないのですが、このプログラムは専門学校以上の学校で行われます。当然のことですが、高い英語力が求められます。ですので、専門学校レベルに入学できる、また授業についていける英語力が必要になってきます。

もしも英語力が充分でない場合には、ESLにて英語力をつけて、専門学校の入学試験を受験をしていただくことになります。

まとめ

カナダへ学生ビザで留学している方は一定条件を満たせばアルバイトなどの仕事をすることができます。その就労ができる制度がオフキャンパス就労(Work off campus)です。
どのような留学生が就労することができるかはカナダ移民局のサイトで確認してみてください。
Work off campus | Government of Canada, Citizenship and Immigration Canada

なお語学学校に通いたいという方は対象外なので注意が必要です。語学学校に通いながら仕事がしたいという留学生はワーキングホリデービザなど他のビザでのカナダ渡航を検討してみてくださいね。ただ現在のところ2021年度のワーキングホリデーの詳細は発表になっていません。またカナダの短大や大学に行くほど英語に自信がないという人は、Co-op ビザもお勧めです。

またここに掲載した情報は2021年2月19日現在のものです。必ず最新情報をチェックしてからビザの申請や入学の申し込みをしてください。

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最後にカナダワットについても追加で説明させてくださいね。

カナダワットは既存の留学エージェント、ワーホリエージェントというよりはサポーターという立場です。それぞれのメンバーの個人個人の事情や人生経験にあわせ、人生設計のお手伝いをして行くサポートするのが私たちの役割です。

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せっかくの海外留学・ワーキングホリデー、準備もしているからこそ、絶対いいものにしたいですよね。大半の人はきっと、帰国時にカナダに”来て良かった!”と思うと思います。ですがより良い物にする為に必要な事がカナダ留学・ワーホリ完全ガイドにも記載があるのでご覧ください。

カナダワットについて詳しくは下記ブログもご覧下さい^^

留学やワーキングホリデーにエージェントが必要なのか?なぜカナダワット?

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