Hi, How are you guys?? 皆さんこんにちは!
本当に早いもので、今年ももう6月になりました。カナダへの留学を考えていた人や、カナダワーホリを考えていた人は、どのようにこの6ヶ月間を過ごしたでしょうか?諦めた人、来年に延期した人、仕事を辞めるタイミングを逃してしまった人。本当に色々あると思います。
2020年に留学予定だった人が、4月あたりから徐々に渡航するようにもなっています。またワーホリビザの許可証を手にしている人の渡航も徐々に増えてきました。
去年からの新型コロナウイルスの影響や、カナダ政府の入国制限の方針で、様々な影響が出ている人も多いと思いますが、これを前向きに捉え、2021年後半に向け、そして2022年に向け、自分がどのような行動をとるべきか?などしっかりと自分と将来を見つめ直す良い機会になると思いますので、是非、自分のための時間を作ってみてくださいね。
今日のブログのテーマは、
カナダの大学進学を目指す人必見!パスウェイというシステムについて
です。以前もブログに書いたことがありますが、皆さんパスウェイっていうシステムについて聞いたことはありますか?
パスウェイってなに?
パスウェイとは、簡単に言うと、”推薦入試”のようなもので、カナダの大学やカレッジが提携している語学学校や学校付属の英語コースを受講し、規定のレベルを修了したら、難しい公式の英語テスト(IELTSなど)の英語の試験を免除し、大学・カレッジへ編入・進学ができるシステムです。提携している語学学校で確実に語学力をつけて、時間を掛けて大学、カレッジ入学を目指すのがパスウェイというシステムになります。
一般的にカナダの大学への入学に対して留学生が一番苦労するのが”語学力”です。カナダの各大学は留学生に語学力を証明するものを提出するように求めます。
例えば、ノースバンクーバーにある大学の一つ、Capilano University の場合だと、TOEFL、IELTSそれぞれの場合の入学基準が以下のとおりとなっています。
- TOEFL (Test of English as a Foreign Language)
- Required minimum marks:
- online test (TOEFL iBT®): 83
- paper-delivered test: 560
- Academic IELTS (International English Language Testing System)
- Required minimum mark: 6.5 overall, with no single score below 6
TOEFLがOnline総合スコア83点以上の成績、もしくはIELTSは総合6.5以上、そして4技能それぞれに最低点6以上が指定されています。(IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテストで構成されています。)
このCapilano University のIELTSの場合のように、各技能で最低点が設定されていると、総合スコアでは条件を満たしていても、技能ごとの条件を満たせないということが起こります。
例えば全体的なスコアはクリアしてるのに、1技能(例えばライティング)だけ得点が足りなくて入学基準を満たせない、というのはとても残念ですよね。
このようにIELTSやTOEFLで各技能の点数を揃えるのは、留学生にとっては難しいことの一つなのです。パスウェイの場合は、所定のクラスレベルを修了したかどうかで判断されるので、総合的な評価が期待できます。
語学学校のパスウェイを選択し、一定のレベルに到達して入学基準を満たすのか、IELTSやTOFLEのような英語テスト受験により入学基準を満たすのかは本人の意思によります。また、パスウェイプログラムに通いながら、公式英語テストも受験する、という方法をとると、大学、カレッジ入学をより確実にできます。
パスウェイを使うメリット
語学学校のパスウェイのクラスに通学した場合には、こんなメリットもあります。
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- 語学学校と提携している様々な大学、カレッジから自分の履修したいものを選べる
- 進路が決まっていない場合は悩む時間を稼ぐことができる
- 語学学校が提携先の大学の席を確保している場合がある
- 英語だけではなく、カレッジ・大学の授業で必要な英語力も身に着けていくことができる。(ノートの取り方、レポートの仕方、プレゼンなど)
- 進学カウンセラーがいる
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語学学校と提携している様々な大学、カレッジから自分の履修したいものを選べる
言い換えれば、複数の選択肢の中から進学先を選ぶことができる!
具体的に言うと、進学先の大学、カレッジによってパスウェイで修了が必要な語学学校のクラスのレベルが異なるので、例えば「SFUという大学に行きたかったけれど、目標のクラスを修了できなかったので、自分が修了したクラスのレベルで入学可能なCapilano Universityという大学に行く」というようなプラン変更が可能になります。
進路が決まっていない場合は悩む時間を稼ぐことができる
語学学校が大学、カレッジの席を確保している場合がある
語学学校が大学、カレッジの入学枠を確保している場合があります。これは実は大きなメリットの一つです。IELTSやTOFLEなどの英語テストで入学条件をクリアする場合、どんなに遅くても入学希望日の3か月前には入学手続きをしないと間に合わない場合が多いです。
もし語学学校が提携している大学やカレッジがパスウェイの生徒さんのために席を確保している場合ですと、基準のレベルをクリアするのが直前でも大学、カレッジへの入学手続きが可能になります。なので、本当にギリギリまで英語の勉強に集中できます!
英語だけではなく、カレッジ・大学の授業で必要な英語力も身に着けていくことができる。(ノートの取り方、レポートの仕方、プレゼンなど)
これもパスウェイを利用するメリットの一つです。このコースは大学入学準備コースと謳っている語学学校もあるくらいです。実際に入学してからの様々なコツを入学前に習えることで入学後の勉強がずっと楽になることもメリットの一つにあげることができると思います。
そしてもう一つ、大きなメリットは
進学カウンセラーがいる
多くの語学学校が、パスウェイ受講者のために進学カウンセラーを置いています。どんなに一生懸命勉強していても不安になることがたくさん出てくると思います。語学学校の進学カウンセラーに相談することで、英語の勉強をしながら、自分の目標を整理して、自分の英語力で入学可能な選択肢の中から、目標に一番合った進学先を選ぶことができます。
パスウェイを利用する前に注意すること!
最近多くの語学学校で人気のパスウェイのコースですが、どの語学学校でも良いと言うことではありません。以下の点は十分に気をつける必要があります!
語学学校ごとにパスウェイの提携先大学やカレッジが違う
語学学校ごとにパスウェイの契約を持っている大学、カレッジが違います。大まかな傾向としては、大規模な語学学校で、授業も厳しく、アカデミックな語学学校ほどパスウェイ契約を多く持っていると言えます。語学学校を選ぶときは、語学学校の内容だけでなく、自分の希望する大学、カレッジ(第2希望、第3希望も含めて)のパスウェイ契約をたくさん持っている語学学校を選びましょう!
カナダ永住権取得にも有利になる可能性が!
カナダの公立大学や私立大学(ESLのような語学学習のコースは除く)を卒業していると、永住権取得に有利になり場合があります。特に州のプログラムによる永住権取得を目指す場合ですとその州の大学を卒業していることはかなり有利になることが多いです。
その意味でもカナダ永住権を目指すのであれば、いろんな方法を選択肢として考えることも大事だと思います。
まとめ
もう最初からパスウェイについておさらいすると、簡単に言うと、”推薦入試”のようなもので、カナダの大学やカレッジが提携している語学学校や学校付属の英語コースを受講し、規定のレベルを修了したら、難しい公式の英語テスト(IELTSなど)の英語の試験を免除し、大学・カレッジへ編入・進学ができるシステムです。提携している語学学校で確実に語学力をつけて、時間を掛けて大学、カレッジ入学を目指すのがパスウェイというシステムになります。
ここで注意が必要ですが、語学学校のパスウェイのプログラムを英語初心者の人がいきなり取ることはできません。このプログラムを履修できる英語の実力が必要になります。なので必ず履修前に、英語のレベル判定のテストを受験する必要があります。その試験に合格して初めてパスウェイのプログラムを受講することができます。
各語学学校のレベルで中級上〜上級レベルでの英語の実力が必要となりますので、レベル判定試験で合格できなかった人は語学学校でみっちりと英語の実力を伸ばして再度レベル判定試験にチャレンジするようになります。
焦らずじっくりと時間をかけて自分の目標に向け努力していきましょう!
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