Q, なぜカスタマーサービスCo-opサティフィケートを受講しようと思いましたか?
自分は大学の硬式野球部に所属していて、引退までの3年半、ほとんど休み無く部活動をしていました。自分の大学にも交換留学や、単位を振り替えて貰える留学プランもたくさんあるのですが、部活動をしていたこともあって、引退後から、就活が始まる前に1年間のプランで、休学して留学をしようと思い、決めました。その中でも、長期インターンシップが組み込まれているコープは将来の自分のキャリアに活きてくると思い、英語力も伸ばせると思ったのでこのプログラムにしました。
Q, ESLの期間中、好きなクラスは何でしたか?具体的に何を学びましたか
GENERAL ENGLISHとEAPの両方とも好きでした。中でもEAP300とスピーキングのクラスは充実していました。EAPでは毎週末に個人やグループプレゼンテーションがあって、スピーキングに自信をつけることができました。座学で先生の話を聞くという授業よりかは、コミュニケーション、グループワークなどが多く、英語をとにかくアウトプットする機会が多く、とても楽しかったです。バンクーバーは移民大国なので、留学に人気ということもあって、かなり色んな国籍の友達ができました。8時半から始まる授業が15時には終わるので、友達とダウンタウンのカフェや、ファストフード店で宿題をしたり、ビーチに行ったり、とても充実していました。授業後の学校のアクティビティも色々あって、自分はよくバスケをしに近くのジムに行って3on3をしたりするのが好きでした!
Q, Co-op先での経験について、教えて下さい!
バンクーバー国際空港のWorldDutyFreeStoreという免税店でSales Associateとしてインターンシップをしました。この仕事にはとてもやりがいを感じました。時給も$15.25からスタート、売り上げによってボーナスが出ると高いですし、ユニフォーム支給、交通費負担などとかなりベネフィットが充実していました。その理由としては、この仕事はかなり責任が重大ということです。他の小売り店と違う点は、カスタマーが乗客で、フライトを控えています。迅速かつ正確なPOS、パッキングが要求されます。そして、お酒やたばこ、液体などを売るときは、乗り継ぎや行き先によって、国の規制が変わってくるので、免税のリミットもそれぞれ説明しなくてはなりません。制限を超えた液体の購入を許してしまうと、税関やセキュリティで引っかかってしまい、商品を取り上げられるか税金を取られてしまうので、正確な指示が必要になってきます。そして、空港ということで、英語を話せない観光客もたくさんいました。その人たちにも分かるような簡単な英語で説明してあげるなど、臨機応変に動いていました。この企業はトレーニングも充実していて、バンクーバー国際空港の歴史、セキュリティ、構内を勉強したり、ミーティングで会社の営業成績を会社全体で振り返ったりしました。お客さんに品物を勧めるには、商品を知っていないといけないので、例えば、チョコレートのLINDORのブランド代表が講義をしに来てくれます。このトレーニングやミーティングなども勤労時間に入るので、給料が出ます。まだ自分は社会に出る前の大学生なので、こういった早いうちから会社の一員として、企業の流れ、責任などを感じることができて本当に良い経験をしたと思います。完全英語の環境で、一企業の一員として働いていることにとてもやりがいを感じられたと同時に、今の英語力の自信にもつながりました。
Q, Co-opを通して、何のスキルが身に付いたと思いますか?(英語力も含めて)
挑戦する力とコミュニケーション力が身についたと思います。現地の会社に飛び込んで、英語で長期インターンシップしたことは大きな挑戦でした。この挑戦を乗り越えたことで英語力だけではなくて、一社員として周りの同僚とコミュニケーションを図ったり、積極的に相談したりできるようになりました。言葉と業務の両方が分からなかった時の焦ったあの感覚は今でも覚えていて、良い経験・糧になった気がします!
Q, これからの意気込みをどうぞ!
将来のプランとしては、英語環境の空港の免税店で働いたという経験と自信を元に、日本でも引き続き、英語環境の企業に就職したいとおもっています。バンクーバーで専攻し、働いた環境はカスタマーサ-ビスですが、日本ではB to Bの業界に興味を持っています。B to CとB to Bは業界が違うけど、対人、営業という意味では通ずる物があると思います。なので、異文化体験、sales associateとしての経験を元に、将来はいろんな国でグローバルに働く、外資系商社・日系商社の国際営業に就職を希望しています。
Q, Masakiくんと同じように、大学生で就活前の留学を考えている・迷っている方へ、何かアドバイスをお願いします!
英語を前提に、何かを専攻したいと思っている人にはぴったりだと思います。でも、専門学校に通うだけではなく、そこで得た知識を元に、カナダなら、Co-opというプログラムを使って、インターンシップをするべきだと思います。治安もよく、過ごしやすいです。公共交通機関も安く、便利です。色んな国籍の友達を作って、異文化を体験したいなら本当におすすめです!