Hi, guys!! How’s it going??皆さんこんにちは!
今日のバンクーバーは朝から曇りがちで少し雨も降っています。昨日は朝からすごく晴れていて、気持ちの良い天気だったのに、少しがっかりですね。(苦笑)でも確実に春になっている気がします。
結構バンクーバーのダウンタウンでは、桜も開花してきました。これから本格的に春になっていくのでしょうね!
さて、先日カナダワーホリでバンクーバーに滞在中のY子さんに、相談されたことがあります。
”いま多国籍シェアハウスで暮らしているのですが、本当に不潔で我慢できません。どうにかならないですかね??”
多国籍シェアハウス、語学学校、そしてカナダでの日常生活。いろんなところで、日本と比べてしまう自分がいませんか?
知らず知らずのうちに、ストレスを抱えて心が折れていたり、疲れ果てていたりということも案外多いものです。特にこれからカナダに渡航を考えている人にも、知っておいてほしいことです。
いろんな準備を始めている人もいると思いますが、心にも準備運動が必要です。日本にいると、ワクワクする方が優っていると思いますが、トラブルに対する心の準備といった事も十分に考えておきましょう。
さて今日のブログのテーマは、
日本人が陥りやすいイライラ?
語学学校編
ある語学学校でのお話です。このクラスには日本人が4人いました。その他はブラジルやメキシコ、韓国からきた留学生がいて、全部で10人のクラスです。
文法で”仮定法”のことを習っていました。日本人3人と韓国人は先生の説明がよく理解できて、納得!という感じだったのですが、日本人1人と、ブラジル人の生徒さんは1度目の説明ではよく理解できずに、さらに質問を繰り返していました。このとき日本人3人はもう理解できているので、イライラしています。
”なんで私のこの貴重な時間をくだらない質問で費やさないといけないの?”
”わからないなら、個人的に後で先生に聞きにいけばいいじゃん”
というイライラです。そして日本人3人の生徒さんは、仮定法があまりよくわからない日本人の1人の生徒さんに言います。
”ちょっとは私たちの空気を読んでくれる??”
さて次の時間はスピーキングの時間です。それぞれにペアを組んでスピーキングの練習をするのですが、ブラジル人やメキシコ人とペアを組んだ日本人の生徒さんたちは、何か自分が言おうとすると先にブラジル人や、メキシコ人の人に発言をされて、なかなかうまく自分の言いたいことが言えません。
そして、日本人の生徒さんたちはイライラしながらこう思うのです。
”自分たちばかり喋るんじゃなくて、ちょっとは私たちの空気を読んでくれる??”
多国籍シェアハウス編
とある多国籍シェアハウスの出来事です。このシェアハウスは女性専用のシェアハウスで4人で生活していました。2人のフランス人と1人の日本人、そして1人のメキシコ人です。最初は多国籍で自分の英語も伸ばして、楽しく生活しよう!と思っていた日本人Y子さんですが、徐々に不満を抱えるようになりました。
原因は、”細かいことを積み重ね”です。
その細かいこととは、どんなことなのでしょうか?
2)キッチンに汚れたお皿が放置してある、食べ残しが放置してある、それを誰も片付けない!
3)そのことについて文句を言っても、嫌なら自分で処理すれば良いと言われる!
はい、そうなんです。日本人のY子さんが、口癖のようにいう言葉は、
”日本人なら空気読んで、自分から掃除したり、片付けとかしますよね!”
”日本人同士だと、いちいち口にしなくても綺麗に使ってくれたりするじゃないですか?”
実はこのような考え方の人は、多国籍シェアハウスには向いてないのでは?と思ってしまうのです。やはりY子さんは、たまりかねてそのシェアハウスを出て、カナダワットで紹介した日本人女性専用のシェアハウスに引っ越しました。
空気を読むって?
日本人は子供の頃から、相手のことを思ってとか、思いやりを持ってとか、みんなと一緒になってとか、そんなことを身につけさせられると思います。それが”日本の空気”なのかもしれません。
でも逆に”世界の空気”は”日本の空気”と同じでしょうか?答えは皆さんもうお分かりですよね?
世界の空気と日本の空気は全然違います!例えば、語学学校の先生たちは質問が授業中にどんどんしてくれた方がありがたい!と思っている人がほとんどです。
なぜなら、休憩時間は自分たちの休憩時間だからです。休憩時間は自分のために時間を使いたい!と思っている先生がほとんどなのです。それに、質問を授業中にしてくれた方が、授業の密度が濃くなるとか、他の生徒の理解度が深くなる!といった先生もいました。いろんな疑問点をクラスでシェアすることによって、クラス全体の理解度が高まってより授業が面白くなるといった感じです。
日本人は、先生の授業の進行を妨げるから、空気を読んで授業中わからない時は黙っていて、後で個別に質問にいって聞こう!という考えをする人が多いと思います。でも実際には先生たちは逆に迷惑に思っているかも知れないのです!
スピーキングの授業も同じことです。自分が得意であれば、積極的に自分の得意なところをアピールする。あれこれ気を使ったりしないで、自分を表現していく。これは逆に”世界の空気”ではごく当たり前のことです。
カナダはいろんな国の人が移民をしてきて、国が成り立っています。ということは、さまざまな文化的背景があり、”察する””気を使う”といったある意味、日本の美徳とされる文化は、世界では??とされることが多いのです。
空気を読めない = ダメなやつ?
この日本人独特の考え方、空気を読めない=ダメなやつ的な思考回路こそ、実は逆にあなたの世界を狭くしている原因かも知れないのです。
日本人が良く言う、”空気が読める”と言うのは、カナダでは”空気読みすぎ”になっていて、逆に自分が浮いていて、結果的に”空気が読めない人”になっていたりすることが多いのです。
逆に言うと、あなたは”あえて空気を読まない”人になるべきなのです!
あえて空気を読まないとは?
’空気を読まない’ことは自分勝手に生きていい。自分勝手にふるまっていい。協調性が無くていい。という事では全くありません。
”空気を読まない”=”空気が読めない”
これって大違いだと言うことをまずは認識しましょう!空気を読み取っているからこそ、”あえて” 空気を”読まない”のです。
勘違いしてしまわないように補足すると、決して”斜に構える”のではないということを気を付けてくださいね。(←ここ本当に大切!)
なぜ空気を読まなくてもいいのか?
日本人が良く言う、”空気が読める”と言うのは、カナダでは”空気読みすぎ”になっていて、逆に自分が浮いていて、結果的に”空気が読めない人”になっていたりすることが多いと先ほど書きましたが、本当にそうなのです。
日本の空気と世界の空気は違います!
「流されているのではなく自分の意志をもって周りに合わせる事。」
「自分の行動を自分の意志で決めているという事。」がとても重要なのです。
”意志”をもって、周りに”同調する事”、ときには”意志を持って反対すること”が、自分らしさを相手に認めさせることができる道なのです。
『ポジティブに明るくきちんと自分の意見や意向を伝える。』事が出来るのがベストです。
どうせなら楽しく明るいエネルギーで自己表現しましょう!
先ほどのシェアハウスのY子さんの件もそうです。自分の日本人としても価値観でイライラしながら相手に言うのではなく、ニコニコしながら、相手に一緒にお皿洗わない?って言ってみたり、シャワーの掃除しようよ!って話すことで解決できるかも知れません。
まとめ
カナダワットのサポートプラン利用者でカナダワーホリやカナダ留学終了後に帰国した人たちがたくさんいます。
その人たちに帰国後の話を聞く中で、カナダ滞在後に変わった事を聞くと、自分の意見を素直に口に出せるようになった!と言う人が割に多いことを嬉しく思います!
みんなが海外で経験した”カナダの空気”を感じて気が付いた結論。”空気を読まなくてもいいんだ。”ってことですよね!
そんなごく当たり前のことに気がついたのも、海外で実際に生活をしてみたからこそなのです。もし今あなたが、日本で空気が読めないと悩んでいるのであれば、カナダへの留学やワーホリなどを考えてみるのも良いかも知れないですよ!
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カナダワットについても説明させてくださいね。
カナダワットは既存の留学エージェント、ワーホリエージェントというよりはサポーターという立場です。それぞれのメンバーの個人個人の事情や人生経験にあわせ、人生設計のお手伝いをして行くサポートするのが私たちの役割です。
2021年のワーキングホリデー応募は未だ発表がありません。去年分のビザ発給も一時中断したり、かなりの遅れが出ている状況です。
今はお金をかけなくても、便利な社会で何をすればいいのか分からなければインターネットで調べられます。情報がありすぎて困る事もあるかと思います。その時はお問い合わせ下さい。
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せっかくの海外留学・ワーキングホリデー、準備もしているからこそ、絶対いいものにしたいですよね。大半の人はきっと、帰国時にカナダに”来て良かった!”と思うと思います。詳しくはカナダ留学・ワーホリ完全ガイドをご覧ください。
より良い留学・ワーホリにするにはもちろん本人の気持ちが大事です。カナダワットではそんな気持ちを持った人に寄り添い、自分自身で創る留学・ワーキングホリデーを心掛けています。カナダワットについて詳しくは下記ブログもご覧下さい^^
留学やワーキングホリデーにエージェントが必要なのか?なぜカナダワット?