BC州の最低賃金が変わります!

Hi!!! How is it going? こんにちは! バンクーバーは今日も快晴になっています。本当にこの素晴らしい天気があるから冬の鬱陶しい天気にも耐えられると、多くのバンクーバーに住む人が、口を揃えていう季節になってきました。まだまだ朝方は若干気温は低いですが、今日は最高気温18度まで上がる予定で気持ちの良い天気です。

この気持ちの良さは湿度の低さにも原因があると思います。カラッとした晴れなので、日差しが強く気温が上がってきても、それほどジメジメとした感じではありません。そして気をつけたいのが紫外線。日本の7倍と言われていますので、肌の弱い人や日焼けを気にする人は日焼け止めを忘れずに塗って外出してくださいね。

さて今日のブログのテーマは、

BC州の最低賃金が6月1日より変わります!

The British Columbia government says the province’s lowest-paid workers — liquor servers — are getting a pay boost to match the general minimum wage that’s also set to increase in June.

Labour Minister Harry Bains says he’s proud to put an end to the discriminatory lower minimum wage for liquor servers, 80 per cent of whom are women.

The province says liquor servers earning minimum wage will make $15.20 an hour, up from $13.95, effective June 1.

The general minimum wage is increasing by 60 cents from $14.60 an hour, and the minimum rates for live-in camp leaders and resident caretakers are also increasing.

The province says future increases to the minimum wage, starting next year, will be based on the rate of inflation to provide predictability.

Bains says in a statement many low-income workers have been essential during the COVID-19 pandemic.

“Many of these low-income workers are the most vulnerable in workplaces, including young women as liquor servers and minorities in low-wage jobs. Raising the minimum wage will bring equity and fairness for workers.”

The province says the Fair Wages Commission recommended the $15.20 minimum wage in 2018, when B.C. had one of the lowest minimum wages in the country while being one of the most expensive provinces to live in.

(CBC News)

BC州の最低賃金(時給)はいくらになるの?

上記のニュースの通り、2021年6月1日からBC州の最低賃金(時給)は今の14.60ドルから15.20ドルになります。

ただ、現状Liquor server(アルコール類を提供するレストラン、居酒屋など)は最低賃金が13.95ドルと、低い最低賃金が設定されていました。これはアルコールを提供するレストラン、居酒屋などは客単価が高いことや、チップが安定して入ることが理由とされています。

ただし今回の変更では、今まで低く設定されていたLiquor Serverも同じく最低賃金(時給)が$15.20になります。この最低賃金の値上げの決定はコロナが影響したわけではなく、2018年より計画的に値上げが予定されており、以前から今年の6月1日から最低賃金が上がると予定されていたものです。

来年以降も最低賃金は上がるの?

2022年以降の最低賃金に関する計画はまだ発表になっていません。来年以降の最低賃金への将来の引き上げは、将来予測されるインフレ率に基づいて行われる予定です。

ちなみに現在は、BC州の全労働者の13%以上が15ドル以下の時給で働いています。これは現在の最低賃金が$14.60なので、最低賃金あるいはほんのちょっとの上乗せで働いているという現状です。

最低賃金の引き上げは、BC州のすべての人々の貧困を減らし、生活をより良くすることを目的としたものになりますが、逆にコロナ禍の現状では、多くの飲食業は大きな影響を受けています。飲食業の経営者としては、さらに頭を悩ませる機会になるかもしれません。

カナダのサービス業は気楽なの?

カナダでワーホリをする人で飲食の業界で働く人は多いと思います。例えば、レストラン、居酒屋、ラーメン屋さんなどです。

まず、サービス接客業の人が口を揃えて言うのは、”お客はお客。神様じゃない。”思わず笑ってしまいましたが、私も納得の言葉です。

店員さんだって間違う事もあるし、責める人はほぼ居ない。間違えても”I am sorry”お客も”It’s ok”で終わり。

サービス業に関わらず、カナダで働いていると間違えた事を責めるより、どうお互いが納得して解決するかを話す事の方が多いかもしれません。例え、責める人が居たとしてもお店側も黙っていない。間違ってなければ間違ってません。と主張するし、謝らない人もいます。お互い主張しあって解決案だして終わり。なんて事も多々あり。

また、日本で接客業を長い事していた人が日本の様な接客をカナダでするとキラキラとした目で”素晴らしいサービスだった”と言いチップも多く残し帰る事もあるんだとか!

ですが、反対にお客の立場になった時に日本の接客、サービス、心遣いに慣れてしまっている日本人は不満がたくさんあるのも事実です。お互いの立場になって許せる事は流し、どうしてもって時は言う事も必要です。我慢しないのもカナダ流。なんて…笑

手に技術を持っている人ほど時給は高い!

経験重視・実力社会のカナダは仕事の採用や時給にも大きく関わります。

日本でやった事ないけど、転職気分でカフェへ応募していた人がなかなか採用が決まらず、英語できないけど販売の経験があるから…程度でアパレルの面接に行ったらその場で採用、翌日から働いてくれと言われた。なんて話はザラにあります。

また、経験者で自身が新たに採用されたはずなのに、翌週から別の人に教えてあげて!と自分より先に入社していた人に教える事もあるんだとか。

とある、美容スパで働く女性が話してくれたのは、自分は日本で経験があったから英語に問題はあるが、トレーニングも特になく、即戦力として給料もいい条件で働き始めたが、新たに応募に来たカナダ人が、美容の専門学校に行って知識はあるはずなのに、施術経験はほぼ無く、面接時オーナー・マネージャーに施術をしたら2人とも首を傾げ、また接客に問題があるのでトレーニングが必要となった。などなど…

英語が喋れれば…知識があれば…と言う問題でもないみたいです。知識+経験がものを言う社会、それがカナダです!

また、先ほどの話にもなりますが、昇給も実力さえ伴っていれば早いんだとか。もちろん実力だけではなく、その他のケアもしていたり、今の給料+αの動きがあれば、あとは交渉次第。日本人は積極的にアピールをする事をしませんが、カナダではアピールすれば昇給も早まることもあります!!

こんな事できます!こんな事やってきました!!と自分の実力をどんどんアピールして昇給して行きましょう!

ただその逆に雇用される時には、通常3ヶ月の雇用試用期間があります。そこで働きぶりや実力をチェックされ不採用となることも。アピールだけでなく、それに伴ったパフォーマンスをすることも重要です!

マネージャーやオーナーとも対等に話せる

これは現地企業で働く人が教えてくれましたが、マネージャーやオーナーとも対等に話せ、有意義な会議が出来るのも新鮮だったと話してくれました。

日本での会議は議題に乗っ取り、起きた事例に対しての対策を話進め、意見を言っても通らない事の方が多い。そして、計画から実行までが遅いのが通例。

ですが、こちらで会議をした際、社員・ベテラン・新人・フルタイム・パートタイム関係なく意見を求め、いい意見が出たらその場で即採用、即実行。またやってみて何かあればそこで改善してみる。と行動力に感動したそうです。

大きな企業ではないから…と言っていましたが、オーナー・マネージャーは常にこちらの”なぜ?”に対して返答をくれるし、”こうした方がいい”と言う意見も積極的に言う事で信頼関係が築け、今では一番に意見を聞いてくれると言っていました。

昇給や昇格の話も簡単ではないですが、話しやすい。と話してくれました。

まとめ

今日はBC州の最低賃金(時給)について書いてみました。2021年6月1日からBC州の最低賃金(時給)は今の14.60ドルから15.20ドルになります。

ただ、現状Liquor server(アルコール類を提供するレストラン、居酒屋など)は最低賃金が13.95ドルと、低い最低賃金が設定されていましたが、今回の変更では、今まで低く設定されていたLiquor Serverも同じく最低賃金(時給)が$15.20になります。

また自分に技術や経験があれば、その経験や技術を重視されるのがカナダです。例えば実力さえあれば欠点も補えるので、英語が喋れない私なんかが海外に行って働けるのだろうか?と思って踏みとどまっている様であれば、それは間違い!英語は少し勉強すれば付いてきます!すぐに準備に向けて動き出しましょう!

また、カナダ留学やカナダワーキングホリデーを計画している人の中で渡航までまだ時間がある人は、資金稼ぎ+経験を積むと言う意味で海外でやってみたい職業に今から挑戦し、日本で少しでも経験を積んでくると即採用、即戦力になるかもしれません。これ結構重要です!

いろんな情報がありすぎて困る事もあるかと思います。その時はお問い合わせ下さい。

2021年にワーキングホリデー・留学を目指している方はこちらのブログもぜひ一読ください!

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