ワーホリ見習い坊主のカナダで一期一会ー日系カナダ人おじいちゃんー

実家がお寺。
このカナダでのワーキングホリデー終了後、高野山での修行を経て、その道に行くことが決定している見習い坊主Naoya。
「今日会ったあの人はもう明日にはいない(かもしれない)」という、カナダでの一期一会の中でも、スペシャルなものを紹介していきます。
ワーホリは、初めての海外長期生活。
語学学校通学、同時にイタリアンカフェでのボランティアもし、アルバニア系移民のオーナーにかわいがられる。
この時期は主にダウンタウン散策をする。
翌月、チャイナタウン、インド人街、コマーシャルドライブ(イタリア系移民やラテン系の多いエリア)等で地元の人やバックパッカーと交流を深める。
その更に翌月、以前から温めていたモントリオール移住計画が具体的に。
フランス語の勉強を始め、発音の難しさに舌をかむ毎日。
モントリオールへ。
日本帰国後は、修行僧というワーホリNaoyaのカナダで一期一会です。

日系カナダ人のおじいちゃん

バンクーバーのダウンタウンにいる限り、日本人と知り合うことにあまり苦労はありません
でも、ずっと昔からバンクーバーに住んでいる日系カナダ人と話をする機会を持つ人は少ないんじゃないでしょうか?

僕はバンクーバーに来て二週間目で、運良く日系カナダ人のおじいちゃんから話を聞く機会を得ました
バス停で、時刻を尋ねられたのがきっかけで長話をすることになったおじいちゃん
彼は英語しかしゃべることができず、「もうほとんどカナダ人みたいなものだよ」と冗談っぽくいう

が、自分の祖先が皇室の庭師だったことに誇りを持ち、大相撲バンクーバー場所を熱っぽく語る
時代劇が大好きだという
僕が侍の家系であることや、弓道をやっていたこと、実家がお寺であることを言うとすごく興味深そうにいろいろ尋ねてくる
僕は彼と話しをしながら、僕達、日本人が忘れている「日本人の部分」を感じずにはいられませんでした

バンクーバー日系移民の悲哀な歴史

他の多くの移民と同じく、バンクーバー日系移民の歴史も悲哀に満ちている
カナダの移民は大陸横断鉄道に端を発する
アメリカが50年以上かけて作り上げた大陸横断鉄道をカナダは四年間で仕上げてしまいます
そのことが広大な国土と人口の希薄さのギャップを生み、カナダ政府はこのギャップを埋めるために中国や日本移民を利用しました

しかし、カナダ人の人口が増えるにつれて、移民は邪魔者扱いされ、彼らに不利な法律が定められた
(これは単に労働者が不必要になったわけではなく、差別的な意味合いも含まれていました)

特に日系移民に対しては1942年に戦争協力者として財産没収と強制収用が課せられます
その影響で漁村スティーブンソンや日本人街パウエルは廃れてしまいました

バンクーバー日系移民に対しての保障が成立したのは随分たってから

その日系人の悲壮な体験がカナダ政府に認知され、日系ヘリテージセンター経由で、保障金が支給されたのはずいぶん経った50年後

日本の地を踏んだことがない二世以降の人々も含め、彼らは「日本人である」ことから逃げることが出来なかった
「日本人である」というアイデンティティは常に脅かされていたのです

僕達が、幸運にも当たり前に享受している日本人であること
それは、大切に守っていかなきゃいけないものであると同時に、決してそこからは逃げられないものなんです

たまには哲学者みたいに、そんなことをぼんやり考えながら、日系移民の歴史に思いを馳せるのも悪くない週末の過ごし方かもしれませんよ
きっとバンクーバーを見る目が研ぎ澄まされるはずです

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