バンクーバーのLGBTQ事情

Hi there!! How are you doing? 皆さんこんにちは!

今日のバンクーバーは朝からきれいに晴れています。今日の最高気温は23度まで上がる予報です。そして週末にかけても良い天気が続きそうだとの予報です。やっと春から夏っぽくなってきたような気がします。

今月は世界的にはLGBTQの人たちへの理解を深める、”Pride Month"になっています。バンクーバーでもいろんなところでレインボーフラッグがディスプレーされるようになってきました。

写真のようにスーパーマーケットのレジ付近も、レインボーフラッグがたくさんディスプレイされてきています。

そんなバンクーバーのLGBTQ事情に関して、今日は少し書いてみようと思います。ですので今日のブログのテーマは、

バンクーバーのLGBTQ事情

です。早速いろんなことを見ていきましょう。

日本語には無いプロナウン/代名詞とは?He/Him She/her They/them

最近インスタやX、フェイスブックなどで、本人のプロフィールの欄に、こんな表記を見たことはないでしょうか?

”He/him She/her They/them”

男性なら、he/him。女性なら、she/her。
というように、英語の会話では、性別を特定する必要がありますよね。
これはプロナウン(pronoun)/代名詞と呼ばれます。

近年、この代名詞をメールの終わり(仕事上メールの終わりに名刺のように会社名、名前や電話番号、住所やメールアドレスなどを記載してあるところ)やSNSの自己紹介文に付け加える人が増えています。

では、性別が分からない人の話をする時、英語ではなんと言うのでしょうか?
日本語では「あの人/その人」「〇〇さん」のように、性別が分からなくても会話を進められますね。でも英語ではthey/them を使います。基本的に「不特定多数」のものを指す単語ですが、(その人が1人でも)単数として使うことのできる代名詞です。

最近は、男女兼用トイレが普通になっていますが、それと同じようによく知らない人や、友達のことをthey/themと呼ぶこともノーマルになっています。

また性別を表す”Ladies and Gentlemen”という表現も使わない方向になっています。”Everyone, Folks” といった言葉で置き換え、一般的な人、人々を指す表現に変わってきています。

メールやSNSに代名詞を書く理由

女性として生まれ、自分は女性だと認識しているのに、“He”と言われたら嫌ですよね。自分が呼ばれたい代名詞を自分から相手に知らせるために、代名詞を書く動きが始まりました。

また、男性・女性という枠組みに当てはまらないノンバイナリーの人にとって代名詞はかなり重要。自分の代名詞をthey/them (heやsheを望むことも!)として周りに知らせることで、周りの理解も深まり、お互いに気まずい思いをしないことに繋がります。

そして何より、性別関係なく相手をリスペクトすると言った意味もあるのかな?と思ったりしています。

LGBTQの友達はいるの?

日本ではゲイの友達がいるという人は、なかなか周りにいなかったり、実は友人は本当はゲイだけど隠しているという人もいるかもしれません。

バンクーバーでは、LGBTQの人の人口が結構多いからかもしれませんが、普通に周りにいます。特に隠している人もいない気がします。(もちろん本人次第で、隠している人はいるとは思いますが。。)

またお店の店員さんだったり、バスの運転手さんだったり、友達以外の周りの人もLGBTQの人たちが多く、普通に働いている姿を多く目にします。なぜその人たちがLGBTQの人たちと分かるのかというと、例えば、男性店員さんの爪が真っ赤なマニキュアで塗られていたり、レインボーフラッグのバッチを制服につけて、バスを運転していたりするからなんです。(ただレインボーフラッグをつけているだけだと、LGBTQフレンドリーですよって言っているだけなのかもしれませんけどね。)

街の中に自然に溶け込んでいて、それが普通という状況です。

ただし全く偏見がないか?といえば全くない訳ではなく、やはり学校ではLGBTQの人に対するイジメも中にはあるそうです。ただし周りの人のサポートも得られやすいという意見もありました。

公の場所で手をつなげる?キスできる?

男性同士、女性同士、普通に手を繋いで歩いているカップルは見かけますし、それに対して大多数の人たちは、みんな普通に受け入れています。キスをしているカップルも少なくありません。ごく普通の愛情表現として受け入れられています。

そしてホームパーティーなどでもカップル同士で参加することも普通です。

カナダでは同性婚も認められていますので、男性同士、女性同士でも結婚することができます。ですので、なんらストレートの人のカップルと変わりなく、公の場所でカップルとして認知され受け入れられる感じです。

制服は?

最近アメリカや、イギリスの一部の航空会社で、男女の制服の区別を撤廃する動きがあり、男性が女性の制服をきてもOKになりましたし、その逆で女性が男性の制服を着てもOKになりました。

カナダの航空会社では、徐々にそのような動きはになっているようです。最近は男性の客室乗務員が真っ赤なマニキュアをしていることもありますし、女性の乗務員が男性乗務員のネクタイを着用していることもあります。

多分根底には、仕事をちゃんとすれば何をしても、どんな格好であってもOKというある意味合理的な考え方何でしょうね。

ただしこれに関しては、逆に不愉快に感じるお客さんがいるのも事実で、賛否両論色々あるというのが現状というところでしょうか。

ジムの更衣室は?

ジムの更衣室やトイレなど、最近男性用、女性用の他にLGBTQの人の為に、別の更衣室やトイレの設置が多くなって来ました。あるいは男女兼用のトイレというのも多くあります。

友達が経験したのは、ジムの男性更衣室に女性数人が入ってきて、いきなり裸になって着替え始めたそうです。ただ彼女たちは精神的に男性とのことで、特に男性の中で着替えるのは平気だそうです。ただし周りの男性が若干引いていたとか。

この逆のパターンは聞いたことがないのですが、ありうるということも考えられますよね。ちょっと怖い気もしますが。。

まとめ

今日はバンクーバーのLGBTQの様子を少し書いてみました。

日本ではこのような取り組みとか環境はまだまだ難しいのかもしれませんが、もし、日本で何かしらLGBTQのことで悩んでいる人がいるのであれば、海外にでて、外からいろんなことを見つめなおすのも良いのではないでしょうか?

カナダワットでは、そんなあなたを応援します!もちろん、LGBTQフレンドリーなバンクーバーもきっとあなたを歓迎してくれますよ!

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