Hi!!!! How are you today? みなさん、こんにちは!!
今年も10月後半に突入しましたね!今年も残すところ2ヶ月とちょっとということになります。なんだかあっという間に時間は過ぎていきますよね。カナダでは先日、Thanksgivingも終了して、冬に向けての心構えが着々と進んでいるような気がします。ハロウィーンが終われば、なんとなく秋も終わりに近づいているような印象がもっと濃くなっていくことと思います。
来週のバンクーバーは気温も下がるとの予報が出ています。風邪やインフルエンザ、コロナなどに十分気をつけてお過ごしください。
さて今日はホームステイについて少し書いていきたいと思います。先日こんな問い合わせを受けました。
”ホストファミリーはビジネスですか!?”
実はこの手の話を聞くことも多いです。特にコロナ後に関しては、物価の高騰なども影響もあり、かなりホストファミリーも学生に対してシビアになっています。ちょっと詳しくご相談内容を説明しますね。
いろんな制限がある!
ホームステイにはハウスルールが多いのも特徴です。門限がある家は結構多いですが、シャワーの時間も決められているお宅もあります。シャワーは10分以内でとか15分以内でというルールがあるところもあります。
中には女子の人が多いでのですが、トイレットペーパーを使いすぎるので、一月に1ロールを超えた場合には自分で買うように言われた人もいました。(苦笑)なかなかシビアですよね。
食事も週2−3回は同じものが出てくることもあります。例えば、月曜日の夜は、ミートソースパスタで、火曜日の夜はチキン、水曜日の夜はミートソースパスタ、木曜日の夜はチキンといった感じです。
ランチに関してはついている所と、ついていない所がありますが、ついている場合には、毎日同じ具のサインドイッチという場合もありますし、夕食の残りをもっていくこともあります。カナダでは夕食の残りをランチに持っていくのは当たり前ですが、日本人の中にはケチっていると捉える人も少なくありません。カナダの場合には食べ物を粗末にする方が、逆にいけないことを捉えることが多いです。
金銭感覚の違い?
ある時、かなり早朝にバンクーバーのダウンタウンに行く用事があり、スカイトレインも動いてなさそうな時間帯だったので、ホストマザーにタクシーを呼んでくれるように頼みました。その際にホストマザーが、私が送っていってあげるよ!といってくれたそうです。
そして翌朝実際にホストマザーが送ってくれたそうなのですが、送迎代として$20請求されたとのことです。こんなことなら逆にタクシーを頼んでくれた方がよかった!と相談に来た人はおっしゃっていて、またぼったくりですよね??こんなことってありますか?と結構怒り気味に話されていました。
自分はこの話を聞いた時、ホストマザーのはお金を請求することに対しては、特に不自然に感じなかったのです。というのは、ホームステイはホテルのように何もかもサービスとして行ってくれる場所ではないからです。
日本人はホストファミリーという言葉に、”親切””丁寧””困った時は無償でなんでも助けてくれる””なんなら観光まで連れて行ってくれる””家族の一員として大切に扱ってくれる”という幻想を持っている人が非常に多いです。
そんなホストファミリーはゼロではありませんが、数は限りなく少ないです。
コミュニケーション不足!?
基本的にホームステイ料金に含まれているのは、食事(2−3回)と宿泊費です。空港からの送迎など事前に支払ったものは別として、その他のの送迎代金などは含まれていません。なので、お金を請求されても文句は言えないですし、逆にその時に無料かどうか?もしくは有料だった場合はいくらなのか?というのをちゃんと確かめるべきだったと思います。
お金のことを聞くのは、はしたない!と思ってしまう感覚もわかりますが、逆に何にも聞かずにあとで文句を言うのもちょっと違う気もします。
お互いに後で気まずい思いをするのではなく、最初にちゃんと聞いておいた方が無難だと思いますよ。
ホームステイに向いていない人
色々な考え方があると思いますが、ある程度年齢のいっている大人の留学やワーホリのホームステイは中高生(子供)のホームステイとは少し様子が変わります。
以下の4つの項目から2, 3以上当てはまる方には渡航後すぐのホームステイ(そして外国人とのシェア)をカナダワットではおすすめしていません。
- 英会話力が中級未満の人(大人としてのコミュニケーションができない)
- 人見知りする人(大人の人見知りは、ホストファミリーにとってあまり歓迎されません)
- 繊細なタイプの人(カナダ人はおおざっぱな人が多い)
- 他国の人と接するのに慣れていない人(大人になってからの文化や価値観の違いは、相当なストレス)
詳しくみていきましょう。
英会話力が中級未満の人
カナダ人はある程度年齢がいくと、相手を大人としてみなします。英語が話せても話せなくてもです。最近はCOVIDの関係で一緒に食事をする機会がぐーんと減っていますが、日本人は遠慮なのかなんなのか、不満を直接言ってくれない人が多く、いちいちエージェントに報告し、エージェントから文句がくるので面倒くさいと言っていました。
例えば、こんなことがあったそうです。
サンドイッチを毎日ランチに作って持たせていたのですが、ある日気がつくと毎日サンドイッチがゴミ箱に捨てられていたそうです。ホストマザーは何回も要らないのなら言って欲しいし、何か気に入らないのなら言って欲しいと言ったそうですが、面と向かってはニコニコしているだけで、なんの不満も言わなかったそうです。会話力がない人も、少なくとも自分の意思を相手に伝える、あるいは伝えようとする努力はするべきではないでしょうか?
もし相手とのコミニュケーションを取るのが嫌であれば、ホームステイは向いていないということになります。
人見知りする人
またこんな話も聞いたことがあります。
”日本人は質問すると返ってくる答えがいつも一緒。正直質問する気がなくなる”
”学校はどう?仕事はどう?”などと聞いても、いつも”大丈夫。とかまあまあ”とかそれ以外の答えを返してくれないし、すぐに自分の部屋に閉じこもってしまう。メキシコ人やブラジル人たちは学校のことや、それ以外のことも、どんどん自分から話してくれるし話していて楽しい。難しい話題もなんとか自分の意見を話そうと努力する。日本人は話題を振っても”Yes,No”で会話が終わるので正直つまらない。
こういう意見は、実はよく聞きます。先ほども書きましたが、カナダ人はある程度年齢がいくと、相手を大人としてみなします。自分の意見を言わない人は変人だと思われることが多いです。
繊細なタイプの人
ホームステイを受け入れている家は、大家族だったり、その他の留学生を受け入れていることも多いです。ですので、めちゃくちゃ綺麗な家というのは正直少ないのです。あれは汚い、これも不潔、足音でもうるさいと言ったような人は、ホームステイやシェアハウスはもしかすると良い印象を持たないと思います。高額にはなりますが一人暮らしできる物件を探した方が良いかもしれませんよね。(ただし日本と同じで、ちゃんとした就職先もない外国人が一人で住めるような物件を探すのはかなり難しいということは覚悟しておいてください。)
他国の人と接するのに慣れていない人
ただでさえ、海外に慣れていないのに、いきなり多国籍の人と一緒に住むことになったことで、余計なストレスを抱えるというひとも実は多いです。イメージと現実とは全然違います。英語に慣れていない私にも親切に声をかけてくれて、一緒にどこかに出かけて。。というようなことはあまり期待しない方が良いです。こっちも気を遣っているんだから、あなたも気を遣ってよ!というのは日本人的な考えです。海外の人はあくまでも個人主義です。相手に気を遣うということは、ほぼありません。なので、逆にそういう環境を楽しめる人、あるいは気にしない人には向いているかもしれません。
ホームステイはホテルではない!
ホームステイをホテルと勘違いしていませんか?とホストファミリーに言われました。
ホームステイを希望する人は、以下の項目についてもよく考える必要があります。
- お客さまではないので、家族の一員としての義務やルールがある
- 食事に関して自分は割とこだわる
- 自分で自炊する生活より少し割高?
- ホストファミリーは自分の英語の先生ではない(英語を教えてもらえることは、当たり前ではない)
- 中高生のように天真爛漫にはいかない
これも詳しくみていくことにしましょう。
お客さまではないので、家族の一員としての義務やルールがある
ホームステイはホテルではありません。やってもらって当然と言ったようなサービスはありません。あなたがお願いしてもできないことはできないと言われます。最近よく、私はお金を払っているのにやってくれません!というようなことを聞きますが、ホストファミリーはあなたの親ではないのです。なんでもかんでもやってもらって当然という態度はやめましょう。
食事に関してこだわりがある
もちろん、アレルギーがある場合は事前に報告する必要があります。そうしないと体調不良や大きなトラブルになるケースがあります。ただし”こだわり”が大きい人は満足できないことが多いと思います。特にカナダでは、ランチは前日の夕食の残りという場合も多いです。食べ物を粗末にする方が軽蔑されるからです。ランチはいつも残飯といった不満を聞くこともありますが、文化の違いという面もあります。
自炊生活より少し割高?
バンクーバーの物価は年々上がっています。日本から来た人が自炊を始めて驚くのが、なんでも高い!というものです。最近ホームステイの料金も上がってきていますが、もちろん物価が上がっているからです。そんな状況でもなんとかやりくりして、料理してくれているのがホームステイなのです。自炊をしてみて始めて気が付くことも多いと思います。
ホストファミリーは自分の英語の先生ではない
英語の発音を教えてほしいとか、自分の宿題をみてほしいという人も中にはいますが、正直ホストファミリーとしては迷惑と言ったこともあります。コロナ禍においては、なるべく生徒との距離を開けるご家庭もあります。特に小さなお子さんや、お年寄りがいらっしゃるご家庭だと、余計に神経を使っているところもあります。学校のことは学校で質問をするようにした方が無難かもしれません。
中高生のように天真爛漫にはいかない
大学生以上の大人になってからホームステイをする時に、気をつけて欲しいのは、相手は大人としてあなたをみているということです。”ホストファミリー””ホームステイ”という言葉にファンタジーを抱いているかもしれませんが、あなたは”同居人”なだけなのです。中高生のように何から何まで面倒を見てくれると言ったようなことはありませんし、一緒に思い出作りに出かけてくれるようなホストファミリーもほとんどないと言っていいでしょう。
まとめ
以上のように、大学生以上の大人にとってのカナダ留学・カナダワーホリでのホームステイは結構お互いにとってマイナス面も多いのが事実です。ただし、カナダワットはホームステイを全否定している訳ではありません。誤解のないようにお願いします。あなたの性格や生活スタイルによってホームステイが合うかどうかが変わってきます。
ホストファミリーをビジネスでやっているお宅もあります。というかコロナ後は、その手の家の方が多いです。以前のようにボランティア感覚でというご家庭は、ほとんどないと思った方が良いと思います。
ただホストファミリーに対して、お金を払っているのだからとホテルのように思ったり、やってもらって当然と言ったような態度を取ることは絶対にやめましょうね。
お互いにとって良い思い出になるように心がけたいものです!
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最後にカナダワットについて…
カナダワットは既存の留学エージェント、ワーホリエージェントというよりはサポーターという立場です。
それぞれのメンバーの個人個人の事情や人生経験にあわせ、人生設計のお手伝いをして行くサポートするのが私たちの役割です。
せっかくの海外留学・ワーキングホリデー、準備もしているからこそ、絶対いいものにしたいですよね。大半の人はきっと、帰国時に”来て良かった!”と思うと思います。
カナダワットはそれ以上の物を手に入れられるよう、+αがある留学・ワーキングホリデーになるよう、事前準備から渡航後、帰国までをサポート致します。詳しくはカナダ留学・ワーホリ完全ガイドをご覧ください。
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より良い留学・ワーホリにするにはもちろん本人の気持ちが大事です。カナダワットではそんな気持ちを持った人に寄り添い、自分自身で創る留学・ワーキングホリデーを心掛けています。カナダワットについて詳しくは下記ブログもご覧下さい^^
留学やワーキングホリデーにエージェントが必要なのか?なぜカナダワット?