今日のバンクーバーは朝方少し雨が降りましたが、午後になると青空が広がり、すばらしい秋晴れとなりました。ここ数日雨が降ることが多い空模様でしたので、青空は本当に嬉しいです。カナダでは天候の良くない冬になると、南への旅行を計画する人が増えてきます。例えば、アメリカやメキシコ、カリブ海に中南米が多い旅行先ですかね。もちろん、ハワイも含まれますが、カナダに住んでいる日本人は、ハワイはいつでも日本からいけるという意識があるせいか、メキシコや中南米を選ぶ人が多いような気がします。皆さんの街ではどんなところが人気の旅行スポットですか?
さて今日のブログのテーマは、カナダで生活するにおいて、生活習慣の違いなどをご紹介したいと思います。
カナダと日本の生活上の違い
カナダと日本は、やはり生活上に違いがあります。細かく見ていきましょう。
1.たばこ(BC州:19歳以上)バンクーバーのパブ、レストラン、屋根のある公共の場所および、屋外であってもビル・店・家に関わらず、入g口から6m以内は、すべて禁煙です。家の中で喫煙を許可しているところもほとんどありません。公園や路上は大丈夫ですが友好的な目では見られません。その上、たばこの値段が日本に比べて非常に高いです。1箱10ドル前後します。堂々と吸っている人もいますが、タバコを排除しようという雰囲気があり「タバコを吸う人は、自分を管理できない低レベルの人間」とみなす人さえいるほど、喫煙者にとっては肩身の狭い国です。しかし参考までに、ダウンタウンでは喫煙者をよく見かけますが、さて、カナディアンでしょうか??
2. お酒(BC州:19歳以上)カナダでは政府の許可を得たリカーショップでしかお酒を購入できません。コンビニや自動販売機で簡単に買える日本と大違いです。日本人は実際の年齢よりも若く見られるため、ID(身分証明書)を提示しないと売ってくれない場合もあります(パブやクラブへ行く時も持っていったほうが良い)。また屋内・屋外を問わず、公共の場で飲酒することは違法です。見つかると罰金が課せられます。酔っ払いは喫煙者と同じく「自己管理ができない低レベルの人間」とみなされる上、トラブルに巻き込まれることがあります。日本ほど、酔っ払いに対して寛容ではありません。
3. 街中のトイレカナダではwashroom、アメリカではrestroomと言うことが多いですが、どちらにしても街中では簡単に見つかりません。外へ出る前に済ませておくのがベターです。もしもの時、利用しやすいのは、ホテル・フードコート・ファーストフード店(商品購入要)などになります。参考までに、人が入っているかを確認するのは、ドアをノックするのではなく、扉の下の隙間から見て、人がいるか確認する。ノックをすると、「早く出ろ!」という意味に取られることがあります。(たいていの場合、使用中でなければ扉は半開きになっている)。扉の下に隙間のないトイレの場合も、ノックをするより声をかけることが多いです。またはノックしながら声をかける。ノックされた場合もノックを返すのではなく、声で答えることが一般的です。また、用を足している間に音消しのために水を流すことは、あまりしないです。(水の無駄遣いと判断する人もいる)そして、ほとんどのトイレにはペーパータオルか温風器が設置されているので、ハンカチでふいている人(持っている人)は、ほとんどいません。日本から持ってくるもので、不要なのはハンカチですかね。
4.家のトイレ(バスルーム)こちらでは普通、使用していないときはトイレ(バスルーム)の扉はあけておきます。だから、少しでも開いていれば誰も使用していないという意味になります。ちなみに、芳香剤やブルーレットはあまり置かれていません(商品としてはあります)。
5. お風呂は、湯船につかるということはあまりなく、バスタブのないところも結構あります。シャワーは1・2日おきで、ナイロンでゴシゴシ洗わず(こちらは乾燥しているので、ぬるめのお湯でサッと流す程度に浴びるのが肌にはいいらしい)、所要時間も10分程度。お湯が有限(タンク式が一般的)であること、トイレも一緒であることの理由で、長風呂は嫌われることが多い。参考までに、ホームステイやシェアの場合、お湯の使いすぎには十分注意してください。
6. 室内の照明はどの家を訪れても、日本人には大抵暗く感じられると思います。これは、屋内生活における明るさの快適度合の違いが主な理由で、他に蛍光灯があまり好まれないことや、節電を心がけている人が多いことなどがあげられます。コケイション(白人)の目は細孔の色素が薄く、光にそれほど強くないので、日本人には暗く感じる部屋でも大丈夫なようです。サングラスをかける人が多いのもこのためです。
7.部屋の温度は冬場、ストーブをガンガンたく日本の家に比べると、こちらの部屋の温度は低めです。これは体感温度の差が主な理由で、他に暖房費を抑えるためと不自然な暖かさにしないということが挙げられます。ただし、全館暖房が普通なので、日本のように廊下・トイレはいきなり寒いということはありません。一般に一軒屋の場合、昼間は20度、夜は17度が目安(日本人をはじめアジア系には寒いかも?)をガス会社は推奨しています。アパートの場合は、密閉率が高い上、暖房費が家賃に含まれるので一軒屋より暖かいことが多いかもしれません。
8.乾燥についてです。日本に比べると夏もそうですが、冬場暖房のせいで、部屋の中はかなり乾燥します。髪やお肌の手入れには気をつけてください。最近は女性だけでなく、男性も加湿器を使う人が増えています。
9.ドアについてです。自動ドアの普及率はかなり低いです。建物や部屋に入るとき、出るとき、後ろに人がいるならドアをおさえておくのが公衆マナーです。両手がふさがっていてドアを開けづらそうな人に、通りがかりの人がサッとドアを開けている光景や「お先にどうぞ」という場面にたくさん出会うことがあります。また、タクシーのドアは自動ではないです。自分で開け閉めしてくださいね。
以上今日は、カナダと日本の生活上の細かい違いについてあげて見ました。参考になりましたか?
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