Hi there!! How are you doing? 皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
4月も中旬に入ってきましたね。皆さんのカナダワーホリやカナダ留学の計画はいかがですか?順調に進んでいますか?
今年はカナダのワーホリビザ、そして学生ビザの審査は順調で時間もそれほどかかっていませんが油断は禁物!毎年夏の留学、そして秋の新学期のスタートに向け、この時期あたりから学生ビザの申請数が急増してきます。
また毎年6月を過ぎると、ビザ審査のオフィサー達がシフトを調整しながら夏休みに入るために審査期間が延びる場合もあります。
受講開始日が迫っているのにビザがおりない!と焦らないためにも、そして学生ビザがおりないために泣く泣く受講開始日を変更せざるえない生徒さんもいるので、留学準備(特にワクチン接種とビザ申請)は早めに進めていきましょう!
さて今日のテーマは、
カナダ留学に必要な英語の資格?
カナダ留学に関してお問い合わせをいただく中で、英語の資格にTOEICをあげる人も多いのですが、実は語学留学(一般的な総合英語を学ぶ)に関しては一応の目安にはなりますが、特にTOEICなどの点数が語学学校入学に関して必要になることはありません。語学学校初日に行われるレベル判定テストにより、ご自身のその学校でのレベルが確定され授業を受けることになります。
ただし、語学学校でも専門的なコース、例えば、ビジネス英語や英語幼児教育、TESOL(英語教授法)などの履修を考えているのであれば必要になる場合もあります。ただし全部の学校がTOEICのスコアを認めているわけではなく、逆に認めていない学校の方が多いです。
そしてカナダの専門学校や大学進学を目指されている人は、TOEICではなく、IELTSのスコアを取ることをお勧めします。日本でも徐々に浸透してきている感じのIELTSですが、カナダの大学や専門学校の留学生の入学基準は、ほぼIELTSのスコアで設定されています。
IELTSって何?
International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。
IELTSはブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験で、世界140ヵ国の1,200以上の会場で受験することができます。
もともとIELTSは、英語の環境で授業についていく、または仕事や生活をしていく英語力がどの程度あるかを測るために考案されました。海外留学や研修の際や、イギリス、オーストラリア、カナダなどの海外移住ビザの申請のために英語力を証明する必要がある場合に使われており、世界各国9,000以上の機関に採用されています。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドではほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFL®テストに代わる試験として入学審査の際に採用する大学等が3,000校以上にのぼっています。テストの所要時間は約2時間45分で、4つの英語能力(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)が総合的に測られます。
そう、要は英語の総合的な能力を問う試験なのです。もう少し詳しく見ていきましょう!
IELTSの目的と種類
IELTSには、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があり、どちらかを選んで受験します
アカデミック・モジュール
受験生の英語力が、英語で授業を行う大学・大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するためのモジュールです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学・大学院では、アカデミック・モジュールのテスト結果が入学許可の判断基準となっています。海外の大学・大学院等への進学を希望する場合や、英語圏での看護師や医師登録申請をする場合は、一般的にアカデミック・モジュールを受験します。
ジェネラル・トレーニング・モジュール
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請やビザの申請などで英語レベルを求められた際のモジュールです。海外への移住のほか、企業研修など英語圏で学業以外の研修を考えている場合は、一般的にジェネラル・トレーニング・モジュールを受験します。
一口にIELTSといっても目的により、受ける試験が違うので、要注意です!
このIELTSの総合スコアにより、専門学校や大学進学の申し込みができたり、移民の申請ができたりします。
まだまだ日本では、馴染みがないかもしれませんが、カナダでの大学進学や、移民を狙っている人は避けて通れないものです。まずは、試験を受けてみて、現時点でのご自分の英語力がどのくらいあるかを、測ってみるのも一つの方法かと思います。
具体的な留学生の入学基準とは?
一般的にカナダの大学や専門学校への入学に対して留学生が一番苦労するのが”語学力”です。カナダの各大学は留学生に語学力を証明するものを提出するように求めます。
例えば、ノースバンクーバーにある大学の一つ、Capilano University の場合だと、TOEFL、IELTSそれぞれの場合の入学基準が以下のとおりとなっています。
- TOEFL (Test of English as a Foreign Language)
- Required minimum marks:
- online test (TOEFL iBT®): 83
- paper-delivered test: 560
- Academic IELTS (International English Language Testing System)
- Required minimum mark: 6.5 overall, with no single score below 6
TOEFLがOnline総合スコア83点以上の成績、もしくはIELTSは総合6.5以上、そして4つの英語力判定それぞれに最低点6以上が指定されています。(IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテストで構成されています。)
このように留学生には入学基準を設定してあります。もちろんそれは、入学基準を満たすご学力があるかを見ているのと、あとは実際にカナダ人学生の中で授業を受けるわけなので、授業についていけるだけの語学力があるかを判定していることになります。
IELTSのスコア以外に大学進学をする方法!
なんだか求められるスコアが高そう!と思い大学進学を諦める人もいるかもしれませんが、諦めるのはまだ早い!カナダワットのブログでも紹介しているパスウェイという方法もあります。
上記のブログも参考にしてみてください。
あとは専門学校の場合は、自分が行こうと思っている学校の入学試験を受け、その試験にパスすれば入学を許可される場合があります。もしカナダ留学前にIELTSのスコアを持っていない場合、一定の語学力が必要にはなりますが、入学試験を受験した方が入学しやすい場合もあるかと思います。ただし入学してからも英語の勉強を続けていかないと授業についていけない場合もあるので、要注意です!
語学学校=英語を学ぶ学校
専門学校、大学=英語で学ぶ学校
この基本的な違いをしっかりと把握してください!
まとめ
今日はIELTSについて簡単にご紹介しました。日本では今でも留学や就職にはTOEICと思っている人も多いとは思います。もちろん、TOEICの資格を取ることを否定しているわけではありません。
例えばカナダにワーホリに来る場合などは、ワーホリ前にTOEICを受験し、スコアを取得してワーホリ後には650点以上になっている!と言ったような一つに目標や目安にすることは良いことだと思います。また日本で就職を考える場合にはTOEICの点数は有利になる場合もあります。
ただ、カナダで大学進学や専門学校に通学するという目標があるのであれば、IELTSの方に切り替えた方が絶対に良いと思います。
また大学進学にはパウウェイという方法もあります。
もう一度パスウェイについておさらいすると、簡単に言うと、”推薦入試”のようなもので、カナダの大学やカレッジが提携している語学学校や学校付属の英語コースを受講し、規定のレベルを修了したら、難しい公式の英語テスト(IELTSなど)の英語の試験を免除し、大学・カレッジへ編入・進学ができるシステムです。提携している語学学校で確実に語学力をつけて、時間を掛けて大学、カレッジ入学を目指すのがパスウェイというシステムになります。
ここで注意が必要ですが、語学学校のパスウェイのプログラムを英語初心者の人がいきなり取ることはできません。このプログラムを履修できる英語の実力が必要になります。なので必ず履修前に、英語のレベル判定のテストを受験する必要があります。その試験に合格して初めてパスウェイのプログラムを受講することができます。
各語学学校のレベルで中級上〜上級レベルでの英語の実力が必要となりますので、レベル判定試験で合格できなかった人は語学学校でみっちりと英語の実力を伸ばして再度レベル判定試験にチャレンジするようになります。
焦らずじっくりと時間をかけて自分の目標に向け努力していきましょう!
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最後にカナダワットについて…
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