カナダ留学:語学学校とは?

Hi there!! How are you doing? 皆さんこんには!

今日もうっすら曇っているバンクーバーです。今週も雨予報が多くこんな天気が続くかと思われます。

さて皆さんは年始の忙しさも一段落といった感じですかね?

最近お問い合わせをいただく中で、語学学校と専門学校の違いなどをよく理解されていない人も見受けられます。ですのでそのことを少し書いてみたいと思います。

そこで今日は、

そもそも語学学校ってどんな学校?

についてお話ししたいと思います。

そもそもカナダの語学学校ってどういうものでしょうか?

よくカナダ留学を考えている人で勘違いというか、よく理解していない人がいます。今日は勘違いのポイントを少し書き出していこうと思います。

勘違い①

よくいただくお問い合わせの中に、カナダでOOを学んで日本での就職に役立てたいと思います。学校を紹介してください!という方がいますが、英語力を聞くとかなり低かったり、留学予定期間が短かったりします。

語学学校=英語学ぶ学校

大学、専門学校=英語専門知識などを学ぶ学校

これを案外混同してしている人が多いのです。

専門学校以上の学校に入学したい場合、留学生はまずその学校の入学基準となる英語力を証明しなければいけません。その証明に必要になるのが英語の資格試験の結果です。IELTSやTOFELなどのスコアを入学基準として設定されているところがほとんどです。日本で有名なTOEICはカナダの学校で入学条件として採用されているところはほぼありません。

入学条件に英語力が満たしていない場合には、語学学校でしっかりと英語を身につけ専門学校や大学に進学することになります。ですので、英語が入学条件に満たしていない人が、短期間で専門学校や大学へ留学というのは難しいのが現実です。

勘違い②

カナダで学校に通うことを考えたとき、「100パーセント英語の環境でカナダ人や白人の学生に囲まれて毎日楽しく英語の勉強ができる」と想像している方がたまにいらっしゃいます。

でもよく考えてみてください。

日本人が日本語学校に通学しますか?

現実には語学学校で英語を学ぶカナダ人はほぼ存在しません

中にはカナダのケベック州(フランス語圏)からの生徒がいたりしますが、ごく稀です。語学学校の生徒の国籍で多いのは下記になります。

日本人、韓国人、メキシコ人、ブラジル人、その他南米系と中東系。

語学学校に留学した場合、できる友達はカナダ人以外の他の地域からきた留学生ということも頭に入れておきましょう。大学や専門学校に入学すれば、もちろん地元の人たちも通学しますので、カナダ人の友達が出来ることになると思います。

勘違い③

語学学校を目指している方の中には「日本人のいない環境がいい」というご希望を持たれる方が非常に多いです。国籍比率を気にされる方も多いですよね。

でも、日本人がいない環境は本当に語学留学の成功に必要なのでしょうか?

これはYes,Noの両面あると思います。

もちろん、日本人がいない=必然的に英語を使う環境になる。というのは事実ですよね。

ただし、初心者の人には大きな負担になることも事実です。毎日毎日自分の言いたいことをうまく伝えられないストレスというのは、知らず知らずに溜まっていき気がついたらある日全身に湿疹が出ていた!という人も過去に何人かいました。

病院に行ってそのことを説明するのも一苦労で病状は悪化する一方といったケースもありました。

ご自身が英語初心者でカナダに語学留学される場合には、あまり英語のみとか国籍比率に拘らない方が良い気もします。

ほとんどの語学学校には、「イングリッシュ・オンリー・ポリシー」があります。

つまり、学校内で英語以外を話すことは厳しく禁じられています。なので、この規則を忠実に守っていれば「日本人が多い学校=英語力が伸びない」というイメージが払拭されるはずです。

でも一方では、日本人の多い語学学校に通学している友達は、やっぱり英語力が伸び悩んでいるとよく聞きます!とおっしゃる方もいます。

なぜ英語力が伸びないのでしょうか?

「学校以外の時間を日本人だけで過ごして、日本語ばかり使っている」人が多いからです。日本人同士で食事に行くと話す言葉は日本語で、すごい盛り上がるから楽しいですよね。

でも結局それは日本でもできることですよね?

せっかくカナダにいるあるいは来るのであれば、日本人以外の人と英語で話す機会をたくさん持った方が断然良いです。言語習得には、日本人が多いかどうかよりも「毎日誰と話をするか」がカギとなります。

要するに、「日本人のいない学校」を選ぶべきかどうかではなく、ご自身の心構えしだいということですね。

勘違い④

カナダの語学学校とひとことで言っても、学校によってそれぞれ特徴が違います。なので、たくさんの学校の中から自分の目標に近いものを選ぶことが大事です。例えば大学進学を考えている人がスピーキングに特化した学校に通学しても満足のいかないものになるでしょうし、逆にスピーキングを伸ばしたい人が、文法や進学コースの充実している学校に通学しても同じようにモヤモヤとした感じになってしまうと思います。

ちょっと特徴を書いてみますね。

スピーキング重視の語学学校(ESL)

日本で想像する普通の学校と言えば、先生が前でしゃべっていて生徒がそれをひたすら聞く……というスタイルですよね。

それに対してスピーキング重視の語学学校(ESL)というものがあります。

先生が「この言葉を使って会話をしよう」とかOOというトピックについて話していこう!というように、発話を能動的にうながす授業が多いです。

もちろん、先生は大まかな文法的な間違いがあれば指摘しますが、あくまでもスピーキングを中心としての授業構成ですので、小さな間違いはあまり訂正されないこともあります。

例えるのであれば、自動車の運転のように最初はビクビクして運転していたものが、スピーキング重視の授業によって徐々にスピード感にもなれ、気がつくとスピードを出しながら運転できるようになっていた!という感じでしょうか?

スピーキングのスキルは使わなければ上手くならない。逆を言うと、話せば話すほどうまくなります。英会話をとにかく上達させたい方にオススメの学校です。

ただしスピーキングを学びたい=日本人留学生多いという傾向もあることをお忘れなく!

大学進学準備(アカデミック)の語学学校(ESL)

カナダの大学進学を目指す人に向けたアカデミックの語学学校(ESL)もあります。
大学に入ったあと、留学生を悩ませるものがレポートです。レポートは友達にメールを送るのとは違います。つまり、普通の語学学校で学ぶ英語とは違った英語力が必要になってくるというわけです。

実際に大学に進学すると、内容のすばらしいレポートだとしても、読みにくい英語や正しくない英語だと、教授に読んですらもらえない、あるいは落第してしまうこともあります。
大学進学を考えている方はアカデミックな語学学校を選びましょう。

英語の総合力をつける学校

何もカナダの大学や専門学校に入学するつもりはないけど、英語を勉強したいという人には、英語の総合力をつける学校に入学すると良いと思います。

午前中は文法を中心に、午後はスピーキングや発音などを学べたり、長文読解などを学べたりする学校もあります。

ここでしっかりと基礎力を養ってスピーキングに特化した学校を通学するのも良いかと思いますよ。

まとめ

今日は様々な語学学校に関する”勘違い”をまとめてみました。

英語力や英語の目標などは人それぞれで個人差があります。ですので、ウェブサイトでの評価がよかったから=あなたに合う学校とは限らないということも頭に入れておくべきだと思います。

先ほども書きましたが、語学学校によりそれぞれの特徴や得意としている分野があります。ですのであなたの目標と合わない学校に行ってもどうもしっくりしない、学校が自分に合わないと感じストレスになる大きな原因となります。

まずは英語の何を学びたいのか?によって学校を丁寧に選択していくことをお勧めします。

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最後にカナダワットについても追加で説明させてくださいね。

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留学やワーキングホリデーにエージェントが必要なのか?なぜカナダワット?

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