治安は悪化している?

Hi there!! How are you doing? 皆さんこんにちは!

今日のバンクーバーは朝から晴れています。ということは、気温は低くなりますよね〜!今日の最高気温は4度、最低気温はマイナス1度の予報になっています。

今年の冬は晴れの日も多く、寒いですが比較的過ごしやすい感じです。そして大雪がないのがびっくりです。たいていこの時期バンクーバーには珍しい大雪が年に2−3回降るのですが、全くないですね。(ただまだ1月中旬なので、まだまだ油断大敵!)

さて最近よく質問をされるのが、バンクーバーの治安が悪化していると聞いたのですが、どうでしょうか?というものです。

そこで今日のブログのテーマは、

バンクーバーの治安は悪化している?

です。先日バンクーバーのダウンタウンの行く機会があったのですが、治安が急激に悪化しているのか??と言われると、自分は特にはそう感じることもないです。ただしホームレスの人の数は、以前に比べると増えた印象があります。

なぜホームレスの人たちが増えたのか?

いろいろな要因があるとは思いますが、顕著な理由としては、急激な物価高と失業率、また家賃の高騰が挙げられると思います。

カナダはコロナ禍以降、ものすごい勢いで物価が高騰しました。そして高い失業率のまま何年も推移しているという現実があります。バンクーバーのあるBC州では、失業率が6%を下回ったという報道がありましたが、依然として他の州では、6%以上の高い失業率です。

またバンクーバーやトロントなどの大都市では、住宅事情がよくなく、空室率が少ないために家賃が非常に高騰しました。カナダ政府は家賃の高騰や住宅事情を少しでもよくするために、外国人の投資による住宅購入を禁止したり、投資物件で空室のままになり、誰も住んでいない物件に税金を取るなどの政策を打ち出しはしましたが、あまり効果もなく、ついには学生ビザの発行数の制限などをしています。ただし、それがすぐに住宅事情の改善に効果が出るかといういえば、そんなこともないのが現状です。

ですので、元々の住宅難に加え、高い家賃を支払えない人や、失業してしまった人など、ホームレスの人たちが増える原因になることがたくさんあります。

低所得者住宅がダウンタウンに?

そしてホームレスの人たちが増えているように見える現状には、バンクーバーの低所得者住宅がバンクーバーのダウンタウンに多く存在するようになったことも、大きいと思います。BC州政府やバンクーバー市が、ダウンタウンにあった古いホテルを買い上げて、低所得者住宅に改造し、低所得者やホームレスのサポートに当たることで、逆にそのような人たちがダウンタウンに多く集まってくることになった要因にもなっていると思います。

ですので、急激にホームレスの人が増えたような印象を持ち、治安が悪化しているような印象を人々が持ってしまうのではないかと思います。特にダウンタウンでは、グランビルストリートとネルソンストリートを中心に、グランビルブリッジまでの間は、ホームレスの人たちが多いエリアになります。このエリアは飲食店やクラブなども集まるエリアですので、夜になっても人は多くいますが、一人で徘徊するようなことはあまりお勧めしません。

結局バンクーバーは安全なの??

カナダはアメリカに比べて安全!と思っている人は多いかと思います。特にカナダでは一般市民の銃の所持は禁止されているので、銃を使った犯罪には巻き込まれる確率は少ないかもしれません。

ただし、バンクーバーではドラッグ関係、レイプをはじめ、日本ではあまり起こらないような犯罪が結構起こっています。深夜に治安の悪い地域で一人でいたり、ウーバーやタクシーが来る短い時間だから大丈夫だと過信しないようにしましょう。

日本から来たばっかりの時は、まだまだ海外に来たばかりなので防犯意識が高い人が多いですが、徐々に慣れてくるに従い、気の緩みも出て来るかと思います。このくらいなら大丈夫!案外バンクーバーは治安が良いので、こんなことをしてても平気!という気の緩みが、大きな犯罪に巻き込まれる隙を作っているのです。

防犯意識

皆さんは襲われた事がありますか?

もし答えが”はい”であればこれから話すのは当たり前だと思うかもしれません。

もし答えが”いいえ”ならば一度よく考えてみてくだい。

最近、物騒なニュースが日本でも立て続けにありますね。防ぎ様がない事件が起きているのも事実です。ですが、世界と比べてみても日本は本当に安全で、親切で、そこまで防犯意識がなくても過ごせるかと思います。

ですが、その日本人が海外に出る際に意識して頂きたいのは防犯意識を最大限に高める事。

下記の行為を当然だと思ってませんか?海外に出れば→右側の意識が当然です。

・荷物で席を確保する → どうぞ置き引きしてください。

・財布をズボンの後ろのポケットに入れておく → どうぞスリをしてください。

・露出度が高い服を着て出かける → どうも、私がB***hです。

・ヘッドフォンで外部音が聞こえない程の音量で音楽を聞いて歩く → どうぞ後ろから襲ってください。

キツく聞こえるかもしれませんが、もし何か起こったら…犯人が悪いのは当然ですが、あなたにも落ち度があったとして同情はしてくれますが、擁護はしてくれません。

どの行為もあまりオススメしませんが、どうしても!って時もあるかと思います。

その際は、荷物で席を確保するのであれば、周囲の複数人に”すぐ戻るので荷物見ておいてくれませんか?”と一声かける。財布をズボンの後ろに入れるのであればせめてチェーンをかけておく、お洒落な服を着る時は用心棒がエスコートしてくれる時、逃げれる様にペタンコ靴(こちらにはおしゃれなペタンコ靴がたくさんあります。)、Door to Doorで移動する、おしゃれと露出度を比例させない。音楽を聞きたいなら片耳のみ、もしくは音量を落として外部音も聞き取れるようにしておく。など、未然に事件を防げる行為をしてください。

防犯意識として周りの目を見ると言う事を意識してください。

大げさと思ってませんか?

それらの行為を無意識のうちにしてしまい、置き引きにあう、全財産を取られた、襲われそうになったなどの事件は未だに起こっております。大げさなくらい防犯意識は高めてください。

無意識では事件が起きてしまうのです。意識してください。

襲われてからでは遅い

男女問わず襲われる事はありますが女性は特に注意が必要です。体格、力が格段に違います。

とある女性は、背後から体格の大きい酔っ払った男性に襲われ、あまりのショックに大きな声も出せず、抵抗を必死に続ける事しかできなかったそうです。相手がかなりの酔っ払いだったのもあり、スキがあった為、逃げる事ができました。

警察に行くのも不安ですぐにはいけず、帰宅後、友人に相談。一緒に付いてきてもらい警察に相談しに行ったそうです。そこで言われたのは

”君もそんな格好して歩いていたらダメだよ”

まさかそんな事を言われると思ってもいなかったので、その一言にもショックを受け、しかも守ってくれるはずの警察官に言われたのでショックが重なったそうです。

彼女は押さえつけられた腕の痛みや必死に抵抗したので全身の痛み、軽いかすり傷で済みましたが心の傷はかなり深い物だったそうです。

彼女は現在、過去の自分自身を振り返り、流行りだからと言って露出の高い服をきて一人で、人通りのない道を通っていたら当たり前に襲われる。自分も悪かったと思っているそうです。

そして、自分の身を守るのは、保護者でもなく、警察官でもなく自分自身だ。と強く思っているそうです。Take care of YOURSELF. 彼女はまっすぐ目を見て、声をすごめて言っておりました。

滞在だけでなく旅先でも気をつける事

南米やヨーロッパへの旅も気軽に行けるのがカナダへワーキングホリデーや長期留学にくる魅力の一つだと思います。

治安があまり良くない南米は特に防犯意識を高めなくてはいけませんが、色々調べると◯◯は危険だ。◯◯行ったら犯罪に巻き込まれた。と言う記事も目にします。

が、中にはそんな無防備では事件に巻き込まれるだろう…と言う物や、そんな事をしてるから危険って思うんでしょうよ…と思ってしまう記事もチラホラ。

バックパックの旅へ出るにも、バケーションを利用して小旅行へ行くのでも、事前にどの地域が危険地帯なのか、どんな注意が必要なのか、どんな行為が失礼とされるのか、調べておくのは必須です。

知らずに飛び込みで行くのと事前にある程度調べておき飛び込むのとでは格段に安全性に違いが出てきます。

今一度、自分の行為を振りかえって見てください。これから、カナダ留学やカナダワーホリ、そして小旅行に行くのにでも防犯意識は高めて行ってください。

まとめ

せっかくカナダに来て、良い経験やよい友達に巡り合ったとしても、一瞬の隙をつかれ犯罪に巻き込まれてしまうと、元も子も無くなってしまいます。

カナダは安全、バンクーバーは安全と言われてはいますが、日本に比べるとまだまだ犯罪率は高いです。最近は両耳にイアホンを入れて一人で街を歩いている日本人も多く見かけます。一人の時の方が危ないかもしれません。どちらかの耳は開けておくなど、必ず防犯対策をしてくださいね。

そして治安の悪いエリアには近づかないこと!治安の悪いエリアは一部地域です。バンクーバー全域が治安が悪いわけではありません。

今日紹介したことは基本中の基本です。一人一人が隙を作らないように、機会があるときに防犯意識や安全対策をもう一度考えてみてくださいね。

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さてカナダワットについても少し説明させてくださいね。

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