カナダの介護士よくある質問

Hi!!!! How are you today? みなさん、こんにちは!!

バンクーバーでは先週末、バンクーバーにいながらにしてオーロラが見えるということで、夜遅くまで起きて、オーロラを見た人が多かったように思います。いろんな人がインスタグラムやXなどに自分が撮った写真や動画を載せている人が多くいました。なかなか見えない赤いオーロラも出たようですね。見れた人はラッキー!!

さて今日のブログですが、カナダの介護士についてのお問い合わせをいただくことが多いですので、以前にも質問にまとめてお答えしましたが、今日も少し変わった部分もありますので、お伝えしておこうと思います。

カナダで介護士になるには?

日本における介護士の勤務条件の悪さなどは、よく聞きますが、カナダは比較的介護士の権利や仕事範囲は守られていると言っても良いかと思います。また収入に関しても比較的良いと言えるかもしれません。ただしそれはちゃんとBC州の公認の資格を持っている場合です。

資格を持っていない場合には、まずは働くために必要なワークパーミット(就労ビザ)を取得するのにかなり苦労することになると思います。

ではよくある質問を下記にまとめてありますので、参考にしてください。

Q 必要な英語力はどのくらいですか?

バンクーバーで介護士としての資格を取るために通学するのであれば、英語力の入学基準をまずは満たす必要があります。

IELTS:5.5〜6.5

が基本の入学に必要な英語力です。あいにくどの学校に関してもTOEICは入学基準として採用されていません。

まずは資格を取る専門学校に入学するまでに、語学学校で英語力をつけるという人もいます。ただし相当勉強は大変になることを覚悟してくださいね。専門学校までたどり着けずに帰国する人もいます。(専門学校に入学すると、学生ビザでも週に20時間までの就労が可能、語学学校期間中は就労は認められていません。)

特に介護の現場を長年経験している場合には、PCの操作やタブレット端末の使い方など不得意な人もいます。そのような人は語学学校の授業を受けるだけでも大変ですが、その上レポートやプレゼンの作成などをPCやタブレットを使ってやる場合などもありますので、もっと負担が増えるという人も多いです。

Q 英語力はなくても、経験はあるのですが、、。

この質問もよく聞かれますが、実際に経験だけで採用してくれると思いますか?

ちょっと置き換えて考えてみましょう。

あなたが勤めている介護施設に、ある日カタコトの日本語を話す外国人が訪ねてきます。母国では介護士として10年働いていて、お年寄りにも好かれていました!と片言の日本語で言われて、採用するでしょうか?

またその人が日本で働く資格もないので、ビザの申請しなければならない場合どうしますか?その人の就労ビザのサポートをしてあげるでしょうか?

そう、同じことがカナダでも言えると思います。

英語力のない片言の英語を話す人が、介護施設に来て日本での経験が10年あります。と言っても採用されるのはかなり厳しいと思いますよ。また就労ビザのサポートもお願いしますと言ったところで、かなり厳しのではないでしょうか?

なので、ちゃんとした英語力をつけ、BC州が認める資格をとる必要があるのです。

Q 就職はできるの?

学校を卒業すれば、就職先はあります。どの学校のカウンセラーの人たちも、就職先には困らないと口を揃えて答えています。

ただし大都市にこだわると厳しくなります。

例えば、バンクーバーのこの施設で、絶対に働きたい!というような場合には、かなり厳しくなるかもしれません。まずはその施設に募集が出ないといけないですし、募集が出てもやはり英語力に問題があれば、英語のネイティブの人を採用する確率が高くなります。

Q 個人宅で働く場合には資格はいるの?

基本的には資格は必要ありません。ただしリスクもかなり大きいと言えるかと思います。

まずは最低賃金の違いです。資格がある人とそうでない人は、賃金に大きな差が出ます。ですので、資格がないと、同じ仕事をしたとしても給料は低い場合があるということを頭に入れておいてください。また就労ビザのこともあります。個人宅で就労ビザをサポートしてくれる所もありますが、カナダの介護資格の有無を必ず確認されます。介護資格がない場合には、断られるケースも多いです。

また、個人宅で働く場合には英語力を重視されないのではないかという人もいますが、そうでもありません。

ご家族が留守の間、あなたが介護している際に、容態が急変した場合など、救急の人に状況説明できる英語力や、援助をよぶ英語力などは必須になってきます。

最悪の場合にはあなたが訴えられるケースも発生しかねないということを、しっかり考えておくべきだと思いますよ。

Q 永住権取得には有利ですか?

永住権取得には、有利であることは間違いありません。介護士はカナダ全土でかなり不足しています。BC州でも、かなり不足しており永住権取得の際の職業ポイントはかなり高いポイントが与えられています。

Q 実際に生活はできますか?

資格を取得して、働き始めれば生活は十分可能かと思います。特に住み込みで働いている人は、お金をほとんど使わなくて生活できるので、かなり貯金できるといっている人もいます。

また田舎の場合だと都市部ほど生活費もかからないのも魅力だという人もいました。

バンクーバーでは、最近の物価高と、家賃の高騰にみなさん頭が痛いですよね。

Q 出発前にやっておいた方が良いことなどはありますか?

まずは英語の勉強や、PCやタブレットの操作方法など、きちんと身につけておくと便利です。最近は宿題なども紙ではなく、先生からメールで送信されて、それに打ち込んでメール返信して提出することも多いです。

また歯の治療は日本にいるうちに済ませておきましょう。カナダでの歯の治療は高額ですし、保険もきかないことがほとんどです。

まとめ

カナダで介護士を目指す人に関して多い質問を今日はまとめてお答えしました。
何年、何十年と日本で介護士をされている人は、キャリアを捨ててカナダの永住権を目指そうとしている人も多いです。
実際にそうやって、カナダの永住権を取得した人もいますし、逆に日本で働く方が良いとか、カナダで生活してみて日本の良さが分かったとか、英語を習得するのがかなり困難だから、諦めるというケースもありました。
厳しいことを書くようですが、特に年齢が高い人や、英語から離れて、かなり時間の経っている人は英語の習得には、自分の思っている以上の時間と体力、労力がかかるということをしっかりと頭に入れてきてください。
昔なら1日で覚えられていたことが、3日、1週間とかかります。そして忘れるのはものすごく早いです。そんなこともしっかりと認識して計画を立てていきましょうね。

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さてカナダワットについても少し説明させてくださいね。

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