カナダBC州の最低賃金改訂!

Hi!!! How is it going? こんにちは!

バンクーバーは今日も曇り時々雨といった天気です。だいぶ桜が開花しているようですが、まだ全体的には2〜3割しか咲いていない印象です。今年は桜も若干遅めの印象ですね。

さて今年のカナダワーホリビザは順調に審査が進んでおり、許可が続々と降りています。また先日のブログでも書きましたが、ワクチン完全接種者には4月1日よりカナダ入国前のコロナ陰性証明の提示が不要になりました。ただし到着時にランダムでPCR検査を実施しています。ただしPCR検査をした後の結果待ち期間の自己隔離はしなくても良くなりました。

カナダは本格的に経済活動再開、そして活性化に向けて大きく舵を切ってきています。それにより労働者不足を補うためにもワーホリ審査がスピードアップしているのでしょうね。

さて今日のブログのテーマは、

BC州の最低賃金が6月1日より変わります!

On June 1, 2022, B.C.’s lowest-paid workers will get a pay boost, with the general minimum wage increasing from $15.20 to $15.65 an hour.

The Province is following through on a 2020 commitment to increase the minimum wage to $15 an hour through measured, predictable increases, and then tie future increases to the rate of inflation. B.C.’s minimum wage is now the highest of all Canadian provinces.

“B.C. had one of the lowest minimum wages in the country prior to 2017, but was one of the most expensive places to live,” said Harry Bains, Minister of Labour. “We do not want our lowest-paid workers to fall behind. The minimum wage increases tied to inflation are part of our plan to build an economy that works for everyone.”

Government is committed to making life more affordable and the StrongerBC plan charts the way forward. Over the past five years, B.C.’s general minimum wage has increased from $11.35 to $15.65 per hour. The increases have benefited close to 400,000 British Columbians over those years, the majority of whom are women, immigrants and youth.

The upcoming minimum wage increase to $15.65 an hour is the first one to be tied to British Columbia’s average annual inflation rate. This year’s rate is 2.8% and was calculated from Jan. 1 to Dec. 31, 2021. This is consistent with the approach taken in other jurisdictions where minimum wage is tied to inflation.

As of June 1, an increase of 2.8% will also apply to the live-in camp leader and live-in home support worker minimum daily wages; and resident caretaker minimum monthly wage.

(BC Gov News)

BC州の最低賃金(時給)はいくらになるの?

上記のニュースの通り、2022年6月1日からBC州の最低賃金(時給)は今の15.20ドルから15.65ドルになります。

これは、州の最低賃金をインフレ率上昇に結び付ける狙いがあり、2020年の公約に順守しています。また、BC州の最低賃金は6月の時点で、カナダの全ての州の中で最も高くなっていることになります。(準州を除く)

労働大臣のハリー・ベインズ氏は、「BC州は2017年以前は国内で最も低い最低賃金の州の1つであり、住むのに最も高価な場所の1つでした。インフレに関連する最低賃金の引き上げは、すべての人に役立つ経済を構築するという私たちの計画の一部です。」と語っています。

2021年以前はお酒類をサービスするレストランやバーなどはチップの収入を見込めることから最低賃金よりもが低めの特別なレートが採用されていましたが、2021年以降は一律最低賃金は同じになりました。

来年以降も最低賃金は上がるの?

2023年以降の最低賃金に関する計画はまだ発表になっていません。来年以降の最低賃金への将来の引き上げは、将来予測されるインフレ率に基づいて行われる予定です。

最低賃金の引き上げは、BC州のすべての人々の貧困を減らし、生活をより良くすることを目的としたものになりますが、逆にコロナ禍の現状では、多くの飲食業は大きな影響を受けています。飲食業の経営者としては、さらに頭を悩ませることになるかもしれませんね。

カナダのサービス業は気楽なの?

カナダでワーホリをする人で飲食の業界で働く人は多いと思います。例えば、レストラン、居酒屋、ラーメン屋さんなどです。

まず、サービス接客業の人が口を揃えて言うのは、”お客はお客。神様じゃない。”思わず笑ってしまいましたが、私も納得の言葉です。

店員さんだって間違う事もあるし、責める人はほぼ居ない。間違えても”I am sorry”お客も”It’s ok”で終わり。

サービス業に関わらず、カナダで働いていると間違えた事を責めるより、どうお互いが納得して解決するかを話す事の方が多いかもしれません。例え、責める人が居たとしてもお店側も黙っていない。間違ってなければ間違ってません。と主張するし、謝らない人もいます。お互い主張しあって解決案だして終わり。なんて事も多々あり。

また、日本で接客業を長い事していた人が日本の様な接客をカナダでするとキラキラとした目で”素晴らしいサービスだった”と言いチップも多く残し帰る事もあるんだとか!

ですが、反対にお客の立場になった時に日本の接客、サービス、心遣いに慣れてしまっている日本人は不満がたくさんあるのも事実です。お互いの立場になって許せる事は流し、どうしてもって時は言う事も必要です。我慢しないのもカナダ流。なんて…笑

手に技術を持っている人ほど時給は高い!

経験重視・実力社会のカナダは仕事の採用や時給にも大きく関わります。

日本でやった事ないけど、転職気分でカフェへ応募していた人がなかなか採用が決まらず、英語できないけど販売の経験があるから…程度でアパレルの面接に行ったらその場で採用、翌日から働いてくれと言われた。なんて話はザラにあります。

また、経験者で自身が新たに採用されたはずなのに、翌週から別の人に教えてあげて!と自分より先に入社していた人に教える事もあるんだとか。

とある、美容スパで働く女性が話してくれたのは、自分は日本で経験があったから英語に問題はあるが、トレーニングも特になく、即戦力として給料もいい条件で働き始めたが、新たに応募に来たカナダ人が、美容の専門学校に行って知識はあるはずなのに、施術経験はほぼ無く、面接時オーナー・マネージャーに施術をしたら2人とも首を傾げ、また接客に問題があるのでトレーニングが必要となった。などなど…

英語が喋れれば…知識があれば…と言う問題でもないみたいです。知識+経験がものを言う社会、それがカナダです!

また、先ほどの話にもなりますが、昇給も実力さえ伴っていれば早いんだとか。もちろん実力だけではなく、その他のケアもしていたり、今の給料+αの動きがあれば、あとは交渉次第。日本人は積極的にアピールをする事をしませんが、カナダではアピールすれば昇給も早まることもあります!!

こんな事できます!こんな事やってきました!!と自分の実力をどんどんアピールして昇給して行きましょう!

ただその逆に雇用される時には、通常3ヶ月の雇用試用期間があります。そこで働きぶりや実力をチェックされ不採用となることも。アピールだけでなく、それに伴ったパフォーマンスをすることも重要です!

マネージャーやオーナーとも対等に話せる

これは現地企業で働く人が教えてくれましたが、マネージャーやオーナーとも対等に話せ、有意義な会議が出来るのも新鮮だったと話してくれました。

日本での会議は議題に乗っ取り、起きた事例に対しての対策を話進め、意見を言っても通らない事の方が多い。そして、計画から実行までが遅いのが通例。

ですが、こちらで会議をした際、社員・ベテラン・新人・フルタイム・パートタイム関係なく意見を求め、いい意見が出たらその場で即採用、即実行。またやってみて何かあればそこで改善してみる。と行動力に感動したそうです。

大きな企業ではないから…と言っていましたが、オーナー・マネージャーは常にこちらの”なぜ?”に対して返答をくれるし、”こうした方がいい”と言う意見も積極的に言う事で信頼関係が築け、今では一番に意見を聞いてくれると言っていました。

昇給や昇格の話も簡単ではないですが、話しやすい。と話してくれました。

まとめ

今日はBC州の最低賃金(時給)について書いてみました。2022年6月1日からBC州の最低賃金(時給)は今の15.20ドルから15.65ドルになります。

そして自分に技術や経験があれば、その経験や技術を重視されるのがカナダです。例えば実力さえあれば欠点も補えるので、英語が喋れない私なんかが海外に行って働けるのだろうか?と思って踏みとどまっている様であれば、それは間違い!英語は少し勉強すれば付いてきます!すぐに準備に向けて動き出しましょう!

また、カナダ留学やカナダワーキングホリデーを計画している人の中で渡航までまだ時間がある人は、資金稼ぎ+経験を積むと言う意味で海外でやってみたい職業に今から挑戦し、日本で少しでも経験を積んでくると即採用、即戦力になるかもしれません。これ結構重要です!英語の勉強とともにチャレンジしてみるのも良いアイディアだと思いますよ!

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最後にカナダワットについても説明させてくださいね。

カナダワットは既存の留学エージェント、ワーホリエージェントというよりはサポーターという立場です。それぞれのメンバーの個人個人の事情や人生経験にあわせ、人生設計のお手伝いをして行くサポートするのが私たちの役割です。

今はお金をかけなくても、便利な社会で何をすればいいのか分からなければインターネットで調べられます。情報がありすぎて困る事もあるかと思います。その時はお問い合わせ下さい。

またLINEの友だち追加をして頂き、ご質問していただくことも可能です!

せっかくの海外留学・ワーキングホリデー、準備もしているからこそ、絶対いいものにしたいですよね。大半の人はきっと、帰国時にカナダに”来て良かった!”と思うと思います。ですがより良い物にする為に必要な事がカナダ留学・ワーホリ完全ガイドにも記載があるのでご覧ください。

カナダワットについて詳しくは下記ブログもご覧下さい^^

留学やワーキングホリデーにエージェントが必要なのか?なぜカナダワット?

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