今日のバンクーバーは、青空が広がり、気持ちの良い一日でした。気温は現在19度。
日中はもっと上がっていたかと思います。今年は春になっても雨が多かったり、気温が上がらなかったり
と少し春が遅めの感じがしていましたが、最近の天気はすっかり春真っ盛り、桜はさすがに散りましたが
その他の花が色々と咲き誇っています。皆さんの街ではいかがでしょうか?
さて今日は、カナダに移民する人や、大学進学を目指す人は、必ず目にしたことがあると思う”IELTS”に
ついてです。まずこの”IELTS”というのは、何なのでしょうか?
International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。
IELTSはブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験で、世界140ヵ国の1,200以上の会場で受験することができます。
もともとIELTSは、英語の環境で授業についていく、または仕事や生活をしていく英語力がどの程度あるかを測るために考案されました。海外留学や研修の際や、イギリス、オーストラリア、カナダなどの海外移住ビザの申請のために英語力を証明する必要がある場合に使われており、世界各国9,000以上の機関に採用されています。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドではほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFL®テストに代わる試験として入学審査の際に採用する大学等が3,000校以上にのぼっています。
テストの所要時間は約2時間45分で、4つの英語能力(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)が総合的に測られます。
そう、要は英語の総合的な能力を問う試験なのです。もう少し詳しく見ていきましょう!
IELTSの目的と種類
IELTSには、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があり、どちらかを選んで受験します
アカデミック・モジュール
受験生の英語力が、英語で授業を行う大学・大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するためのモジュールです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学・大学院では、アカデミック・モジュールのテスト結果が入学許可の判断基準となっています。海外の大学・大学院等への進学を希望する場合や、英語圏での看護師や医師登録申請をする場合は、一般的にアカデミック・モジュールを受験します。
ジェネラル・トレーニング・モジュール
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請やビザの申請などで英語レベルを求められた際のモジュールです。海外への移住のほか、企業研修など英語圏で学業以外の研修を考えている場合は、一般的にジェネラル・トレーニング・モジュールを受験します。
一口にIELTSといっても目的により、受ける試験が違うので、要注意です!
このIELTSの総合スコアにより、大学進学の申し込みができたり、移民の申請ができたりします。
まだまだ日本では、馴染みがないかもしれませんが、カナダでの大学進学や、移民を狙っている人は避けて通れないものです。まずは、試験を受けてみて、現時点でのご自分の英語力がどのくらいあるかを、測ってみるのも一つの方法かと思います。
またバンクーバーには、IELTS専門コースを持った語学学校がたくさんあります。
自分で勉強するのも良いとは思いますが、学校でしか習えないこともたくさんあります。
真剣にスコアーを目指される方は、是非、専門コースでしっかり勉強されることをお勧めします。
カナダワットでは、LINEやメールにて、お問い合わせを承っております。
質問などございましたら、お気軽にご連絡くださいね。