今日も気持ちの良い青空の広がるバンクーバーです。現在の気温は19度。日本はすでに40度近いところもあるとか。。
日本の夏はもうすでに熱帯ですよね。
さて今日は60代でバンクーバーに留学中のEさんをご紹介します。
Eさんは長年勤務していた会社を定年退職し、念願だった海外留学を決意しました。
お子さんたちも安定した生活を送っており、一番の懸念だった旦那さんも3ヶ月以内であればと快く送り出してくれたそうです。
まずやりたかったことは、英会話とカナダ各地を回る旅行だとか。
英会話はESLに通学しつつ、図書館で行われる、無料のカンバセーションクラブに顔を出して、ひたすらリスニングをきたえた
との事。また図書館で行われるカンバセーションクラブは、ESLの勉強などとは違い、時事問題や税金、移民、政治のことなど
幅広いトピックでとてもためになったとの事。自分がわからない単語や、聞き取れなかった単語などは、すぐその場でノートに
書いてもらい、あとから辞書で調べたり、そこで知り合った人と積極的にコーヒーに行き、スピーキング力UPにつなげている
との事でした。そして楽しみは旅行!せっかくカナダにきたので、念願のプリンスエドワード島や、ロッキーマウンテンなど、
学校の休みのときや、暇を見つけてはカナダの観光地に足を運んでいるようです。
なんでも楽しむ前向きな姿勢が、ESLの若い生徒さんの共感をよび、若い世代の友人もたくさん増えたとおっしゃってました。
また日本の外へ出ることにより、逆に日本のことを見つめなおすチャンスが増えたことも、留学をしてよかったと思える点だ
そうです。例えば、ESLでのディスカッションのトピック….”結婚んか同棲か” ”大学進学の意味とは” ”同性愛について”
”政治について” Eさんいわく他の国の人たちは、どんなトピックにおいても自分の意見をしっかり持っており、下手の英語でも
きちんと意見を言おうとする。でも日本人の若い人たちは、話題についていけない。自分の意見もない。日本に住んでいても
じゃあ日本の場合は?ときかれてもはっきりと意見言わない。(いえない?)これからの日本は大丈夫かしら?
っと心配になる一面も。。これは海外に来て思ったことの一つだそうです。
こんな経験や考えも海外留学をしてからこそ。。ではないでしょうか?
こんなエネルギッシュな60代の人が多くいる日本は、逆にたのもしいな~と思ってしまいました。
このブログをご覧になった40代以上の方で、すこしでも前向きに留学を考えている方がいれば、是非一歩踏み出してみてください。
違った世界があなたを待っていますよ!